「車両システム点検」アラート発生(その2)
- 車両システム点検
- マツダ事故/故障受付センター
- マツダコールセンター
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- 大雪の朝、営業所スタッフの出勤も遅れたようだ。漸く、担当店舗技術スタッフとコンタクトが取れた。概況で電話で伝えると、システムからデータを抜いてチェックするらしいが、点検等に要する時間は分からないとのことで、寒空で待たされるのも困ったと思っていたら、クルマをピックアップしてくれることになった。おまけに代車(実質は帰りの車)まで用意して鍵を置いて行ってくれたが、車庫の出入りに必要なキーを一緒に預けてしまったので全く代車の意味はなかった。降雪の後で渋滞と汚れが気になるから、大人しくしているに限る。
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- サービスマネジャーから概要の説明を受けた。今回はエラーコード<P06DE:00>が確認できた。
- これはエンジンオイル系の異常らしい。油圧が低い時に出るエラーらしい。オイルが減っているか調べたら一応規定値に収まっている。上限より少し減っている程度。上限値下限値中央値でみると、上限値と中央値の間ぐらい。これで異常になることはないがエンジン回転数が上がると一時的に油圧が低下することがある。またセンサーの感度によっても反応する可能性がある。
- 車体を底から見てオイル漏れのないことも確認した。オイルを上限のレベルまで戻しておいた。走行距離3500キロで発生しているので、次の3500キロまで様子を見たい。次の3500キロで再度発生したらもっと念入りに点検する。というのが今回の結論。
- アラート発生は2回ともオートクルーズ走行中に出ていることについては、直接の関連性は考えにくいとのこと。
- いずれにしてもアラート表示、診断ソフトで検出したエラーコード、実際の状況との整合は取れない。原因究明に至っていないのが現状だ。
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本不具合を素人が推定すると?
- 恥ずかしながら素人ではあるが自分なりに推理してみる。オートクルーズドライブでは前方の車がスピードを落としたり、割り込みがあると自動的にブレーキがかかる。高速が混雑していると車間距離が十分な状態でブレーキがかかるからアクセルペダルを踏みこむときがある。ここでシステム的には何らかの競合(矛盾解決)が発生することになる。所謂HMI設計の話だ。マツダはどのように設計しているか分からないが、その処理の中でエンジンだけ想定外の高回転になって油圧エラーが出た可能性がある。
- 約1か月後(2月)のフォローで、またオイルのレベルダウンが見られるとのこと。素人考えは所詮素人考えなんだろう。こうなると、どこもかしこも不良品の疑いが顔を出す。
- あの営業(いしい)の余計な指図で整備点検中の作り掛けの車のまま出荷された疑いも出てくる。許しがたい。
- マツダの電装~インフォマティクスは恐らく自前の技術ではなさそうだ。トヨタ系デンソーがメインとしても個別に調達しているのではないか。
- 今回レビューで強く意識することだが、マツダの弱点の一つであることに間違いはなさそうだ。
- それにしても、不誠実極まりない担当営業には呆れるばかりだが、サービススタッフはこの店でもいつも誠実で感謝しても尽きることはない。彼らがいなければマツダなど1日も持ちこたえることが出来ないに違いない。