マツダ関係者以外の方の閲覧はご遠慮ください!

【見たままのマツダ】 関東マツダ営業事例・CX-5商品レビュー・その他

お客様相談センター/コールセンターK氏は顧客の声を受け止めることに消極的でした。止むを得ず、Webサイトを利用して、マツダクオリティに取り組む全てのマツダの人に直接メッセージを届けることにしたものです。内容は適宜更新されます。レビューを含め全ての記事に目を通すことをお奨めします。/2016.01/

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マツダCX-5大成功は諸刃の剣(もろはのつるぎ)。経営陣は成功を次の飛躍の基盤にできただろうか。継続レビューで見えて来るのは不安の未来かも知れない。/2017.01/

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交換した2016年モデルは絶好調だがマツコネ問題だけはクリアできない。今年こそはマツダコネクトアップグレードオプションに期待したい。/2018.01/

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CX-5は長く乗り続ける車になれるか?



興味深い観点の記事があった。「長く乗り続けるクルマ」。これはクルマの価値評価の重要な一つと言えるものだろう。記事はアメリカに於ける状況だが、国内の情報もあればもっと面白い。

長く乗り続けることが示す価値とはどんなものか重複する内容になるが少しイメージしてみる。

  • 完成したコンセプト
  • 品質が高い。
  • 品質が継続して高く維持されている。
  • 飽きの来ないデザイン。
  • メーカーサポート/ディーラーサポートが充実している。
  • 頑丈・丈夫・壊れない。
  • 維持コストが低い。
  • 必要なオプションが入手しやすい。

記事(アメリカ)ではトヨタ・ホンダ・スバルでベスト15独占。最多はトヨタ。流石。日産・マツダは入ってこない。

経営者はリピーター客を重要視するが、リピート率と長く乗り続けることとの相関についても注視する必要があるかも知れない。特に先進国では重要な指標になる筈だ。

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マツダの年次改良は既存ユーザーにもメリットあれば満足度を維持できる。置き去りにする内容なら、疎外感を味わうだけ。難しいものですね。

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https://www.businessinsider.jp/post-182930


トヨタ、ホンダ、スバルが独占、アメリカ人が長く乗り続ける車ベスト15

    Benjamin Zhang
    Jan. 11, 2019, 05:45 AM Lists
    23,088


トヨタ タコマ 2019年モデル
Toyota


  • トヨタ車は、車に長く乗り続ける人に人気。
  • 自動車情報サイト「アイシーカーズ・ドットコム」が発表した調査によると、15年以上所有される可能性が最も高い車15台のうち、10台はトヨタ車だった。
  • ホンダとスバルの車もランクインした。

アメリカは自動車を愛してやまない。そしてオーナーにずっと乗っていたいと思わせる車もある。

自動車情報サイト「アイシーカーズ・ドットコム」が発表した調査は、15年以上所有される可能性が最も高い車を明らかにした。

「これほど長い期間所有されるということは、耐久性に優れ、お金のかかる修理を頻繁にしなくても済むということ」とアイシーカーズのCEO、フォン・リー(Phong Ly)氏は語った。

「信頼性が高く、長期間使用できる車を探している人は、あらゆるタイプの車から、いろいろと選ぶことができる」

また結果は圧倒的だった。日本車、特にトヨタ車がランキングの大部分を占めた。

少なくとも15年所有される可能性が最も高い車ベスト15のうち、10車はトヨタ、4車はホンダ/アキュラ、1車はスバルとなった。

そう、ベスト15はすべて日本車が独占した。

「日本車は品質と信頼性の高さで知られている。今回の結果は、それを再確認するものになった」とリー氏は述べた。

平均すると、15年以上同じ車に乗り続けるオーナーは7.5%。ホンダ/アキュラ、トヨタ車の中にはその2倍以上の数字を出した車もあった。

調査では、アイシーカーズは2018年1月〜12月までの期間に販売された1981年〜2003年型の車75万台以上の車をチェック。そして、その中の初代オーナーによる売却の割合を分析した(サンプル数が少ない車、大型トラック、商用バン、生産が中止されている車は除外した)。

15年以上所有した初代オーナーの割合が最も高かった車ベスト15を見てみよう。

15位 トヨタ アバロン:10.8%(15年以上所有した初代オーナーの割合、以下同)
トヨタ アバロン
Toyota

14位 トヨタ 4ランナー:11.2%
トヨタ 4ランナー
Toyota

13位 アキュラ MDX:11.4%
アキュラ MDX
Newspress

12位 トヨタ カムリ:11.5%
トヨタ カムリ
Toyota

10位(同位) トヨタ RAV4:12.1%
トヨタ RAV4
Toyota

10位(同位) スバル フォレスター:12.1%
スバル フォレスター
Subaru

9位 ホンダ CR-V:12.4%
ホンダ CR-V
Honda

8位 ホンダ オデッセイ:12.6%
ホンダ オデッセイ
Honda

7位 トヨタ タコマ:13.4%
トヨタ タコマ
Toyota

6位 トヨタ セコイア:13.5%
トヨタ セコイア
Toyota

5位 トヨタ タンドラ:14.1%
トヨタ タンドラ
Toyota Tundra

4位 ホンダ パイロット:15.3%
ホンダ パイロット
Honda

3位 トヨタ シエナ 16.1%
トヨタ シエナ
Toyota

2位 トヨタ プリウス:16.2%
トヨタ プリウス
Toyota

1位 トヨタ ハイランダー:18.5%
トヨタ ハイランダー
Toyota


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CX5は確か2012年のリリースだから2022年で漸く10年。リースアップ時期。中古市場の取引価格が大幅にダウンする頃?。15年経過なら2027年か。其の頃、きれいに使っているCX5を見かけたら合掌ものだ。

確かなコンセプト。基本デザイン。製造品質。保守性とメンテナンス体制。

ビジネスモデルの変革?ランニングで儲けるビジネス構造化は時間が掛かるものだ。

トヨタはその先へ行こうとしているようだが、トヨタのコマーシャル「トヨタイムズ?/トヨタイズム?」が分かり難い。何か変わろうとしているんだろうが伝わってこない。

マツダのコマーシャルは分かり易い。是非は残る。

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数字が示すマツダの屋台骨"CX-5" リピート率のアップが今後の課題!(続報)

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数字が示すマツダの屋台骨"CX-5" リピート率のアップが今後の課題!(続報)

CX-5が世界中で売れている。購入者が今後もマツダユーザーに留まるか否かがとても大事な議論になる。さらに、維持したマツダユーザーに提供する次のソリューションは更に大事な議論になる。

  1. カスタマーベースをどのように維持するか?
  2. カスタマーベースをどこへどのように引き継ぐか?


類似記事:
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興味深い記事が流れてきた。以前、マツダのリリース戦略に疑問を投げかけたが、似たような嫌もっと厳しく懸念するジャーナリストもいるようだ。具体的にはオリジナルサイトで確認して欲しい。漸次改善は果たして顧客のリピート率にどのように影響するか。

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スーパーに行って牛乳を買う。並んだ牛乳パックで日付が違うとどうしても新しい日付のものを買う。 古い日付は売れ残りやがて廃棄される。不健全だと思う。日付をバラバラにして商品棚に並べると不健全が促進される。

マツダの五月雨型のリリースは商品の陳腐化を促進させているのだ。牛乳は中身を入れ替えることはできないが、クルマはレトロフィットを施せば鮮度を維持できる。しかしマツダは(多分どのメーカーも)積極的ではない。目の前のコストしか評価できないからだ。陳腐化のスピードを抑制しないと市場で何が起きるか理解していないのだろう。

マツダCX5の不安要素:
  1. マツダの成功をやっかみ殊更ネガティブな憶測を流すジャーナリストには注意すべきだ。「マツダ地獄」というキャッチは大衆受けする言葉かも知れないが、やはりそこで必死に頑張っている人を思えばジャーナリストとしては極めて失礼な態度ではないか。
  2. マツダ以外のディーラーでは下取り価格が安い。これは急速に伸びてきたマツダを押し戻すための他社の政策というより、中古車市場へのメーカーサポートが不十分だと下取りを低くするしかないと言う必然だったのではないか。昔の話。マツダの技術サポートやパーツサポートを中古車流通業界の誰でも受けることが出来る今なら問題はない(筈)。
  3. 年数(10年レベル)が経過したディーゼル車の下取り価格の評価はこれから。問題になるような報告はまだみていない。今のところマツダは上手くやっている。
  4. 売れすぎたCX5は中古車市場でもだぶついて下取り価格に不安が残るのも常識。しかし人気が高いと考えれば必ずしも不安材料でもない。
  5. 五月雨リリース地獄。次々と五月雨のように実施された改良による下取り価格・中古車価格の急速な低下懸念。五月雨リリースの前提は手厚いサポートとセットでなければいけないと言う基本がある。マツダは理解して努力しているつもりだろうが十分とは言えない。殆どのユーザーは開発途中のものを買わされて、そのまま放置されたという不満足を持つことになる。予めリリースプランを提示する責任も放棄しているように見える。
  6. マツコネ地獄。放置された品質の筆頭がカーナビ周りの情報技術関連。バージョンアップなど全く期待できない。形だけニューバージョンにしても中身は何もない。完全に騙された格好だ。結局、全く独立したカーナビを自分で付けなければ解決しない問題。それも面倒だからドライブはスマホ必携。思えばマツダはメーカーとして新バージョンリリースの案内を寄越したことは一度もない。無責任過ぎる。IT業界ならフリーのソフトをインストールしてもニューバージョンの案内はしてくれるのに。何処にもコネクトしていないマツダコネクトなんて馬鹿げている。コンピューター換装でもいいから最新版リリースを真面目に検討してくれないかな。
  • 改めてマツダの商品戦略が具現化した結果(事実)を俯瞰すると、「商品の魅力」と「企業の信頼」がバランスしていないことが分かる。
  1. 例えば、旅行先でレンタカーを借りるならマツダ車は有力な候補になる。毎年のように車を買い替えるライフスタイルの人にもマツダ車は魅力的だ。新車を自分で所有して長く大切に使っていくには日常的な不満に加えて下取りが安いために心底不満が残る。中古車が好きな人は年式が新しいのに安く手に入るマツダ車は重宝する。
  2. マツダ車を乗る人はどんな気持ちでハンドルを握っているか。マツダが求める顧客層はどのようにカテゴライズされているか。マツダのど真ん中の車を買ったつもりなのに疎外感を味わされるなら、経営者の怠慢・堕落でしかないだろうね。
  3. 一過性のヒット商品を繰り返してもカスタマーベースが拡大できない。目先を追う経営の結果だ。もしマツダ地獄なるものがあるとしたらその責任は経営者にあるのかもしれない。
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https://bestcarweb.jp/news/54727

マツダ地獄はまだ残っているのか徹底調査!!!【衝撃の事実発覚 新マツダ地獄が生まれていた!!!】
2019年1月5日 / ニュース
小野正樹

 昔のマツダ車は、下取り、買い取り額が他メーカーのクルマと比べて異常に安かった。安いがゆえに、少しでも高く買い取ってもらおうと、マツダディーラーに下取ってもらう。

 そして、マツダ車を下取ってもらった後は、結局値引き額が大きいマツダの新車を買う、これは世に言う、負の連鎖ともいえる、このマツダ地獄である。

 都内のマツダディーラーでは3月、6月、12月になると、大幅値引き、決算セールなどと書かれたノボリが掲げられ、派手な売り文句が書かれた広告のチラシが配られていたものだ。値引き額も他社より大きく、先代MPVなどは50万円引きは当たり前で80万円引きだったと記憶している。

 ところが、最近ではどうやら事情が変わってきた、マツダ地獄はもうないらしいという情報を耳にするようになった。それは本当なのだろうか? 中古車事情に詳しい自動車ライターの萩原文博氏が迫ってみた。

文/萩原文博
写真/ベストカーWeb編集部


■マツダ車を買ったらマツダ車に乗り続けるしかない「マツダ車地獄」

1999〜2006年まで販売されていた2代目マツダMPV。都内のマツダディーラーでは文字通り、叩き売りが行われており、値引き額は50万円とも80万円とも……

 みなさんは「マツダ地獄」という世にも恐ろしい言葉を聞いたことはあるだろうか。よく言われていたのが、2012年のマツダの新世代技術群「SKYACTIVテクノロジー」をフル搭載した初代CX-5が登場する前だ。

「マツダ地獄」というのは、新車購入時に大幅値引きをしていたため、3年後や5年後の下取り(買取り)価格が同じ価格帯のライバル車に比べて、非常に安くなる。

 したがって、他社に乗り替ることができず、最も高額な下取り価格を提示するマツダディーラーでクルマを買い続けることになるという現象のことだ。

 新車時の値引きはすなわち、下取り(買取)価格分をユーザーが先取りしていることになるので、新車時に安く購入していれば、売却時も安くなるのは至極まっとうな話。

 とはいえ、当時のマツダはそれほど大幅値引きをしないとクルマが売れない時代だったとも言えるのだ。


■初代CX-5登場時から一変、大幅値引き販売をやめる

2012年2月に発売された初代CX-5。マツダのデザインコンセプト「魂動-SOUL of MOTION」を市販車では初めて採用された。 エンジン、トランスミッション、プラットフォームなどを見直し、マツダ独自の技術である「SKYACTIV TECHNOLOGY」を全面搭載。 CX-5最大の特長はクリーンディーゼルエンジンで販売台数の約75%がディーゼルモデルとなった。 販売当時は日本国内でディーゼルエンジンの乗用車はほぼ走ってないという状況だったがそんななかでSUVカテゴリ販売台数が2年連続で1位となった

 そんなマツダ地獄の転機を迎えたのが、先ほど書いた2012年の初代CX-5の登場時のこと。ライバル車に負けない商品力をもつCX-5は、従来の大幅値引きによる販売をやめたのだ。

 そしてCX-5以降登場した新世代のマツダ車はすべて、大幅値引きをやめた。同時に真っ黒い内外装が特徴の新世代店舗に、ディーラー店舗のCIを変更するなどプレミアム路線に変更。クルマ自身の商品力、そして店舗の変更などによってマツダ地獄からの脱却を図ったのだ。

 その戦略が功を奏し、初代CX-5の3年後の買い取り価格はこれまでのように異常に下がることはなくなり、マツダ地獄は終わったように思われた。

従来のマツダディーラーのイメージはまったくない。ブラックで統一され、まるでカフェやホテルをイメージさせるマツダの新世代店舗


■新たなマツダ地獄が生まれてしまった!?

度重なる中身の濃い年次改良が新たなマツダ地獄を生み出している

 しかし、現在マツダオーナーは新たなマツダ地獄を味わう状況になってしまっているのを発見した。その新マツダ地獄とは一体どのようなものなのかを説明しよう。

 従来のマツダ地獄は“人気”という不確定要素によって起きていたと思う。商品力が同じなら、トヨタや日産がいい。と思うユーザーも多いだろうし、やはりディーラー網の充実度によって集客力の差もあっただろう。

 しかし、新マツダ地獄はマツダ自身が起こしている現象なのだ。詳しく言うと、毎年のように行われている年次改良(マイナーチェンジや一部改良)が他社に比べると頻繁に行われており、クルマの鮮度が落ちるのが早いのだ。

 しかも、安全装備のアップデートも行われるなどユーザーのために行われている改良が、その頻度の多さによって売却価格を下げてしまい、ユーザーを苦しめるという結果を招いているのである。

 例えば、主力車種のCX-5を見てみると、2代目となる現行型CX-5は2017年2月より販売開始された。しかし、その半年後の2017年8月に第1回目の商品改良を行い、先進安全装備のグレード展開の拡大をおこなっている。

 そして2018年2月(発売は3月)に商品改良を行い、搭載する2種類のガソリンエンジン、そしてディーゼルエンジンの改良。マツダコネクトの改良。駐車する際に便利な「360°ビューモニター」の設定など利便性が高められている。わずか登場から1年でエンジンが改良されてしまうなんて、かなり衝撃的だ。

 そして、同年10月(発売は11月)に2018年2度目の年次改良を行い、2.5Lターボエンジンの追加をはじめ、車両姿勢制御の「Gベクタリングコントロール」はハンドルを切った際の制御に加えて、ハンドルを戻す際の制御が追加された「Gベクタリングコントロールプラス」に進化。

 運転支援システムの「アドバンスト・スマート・シティ・ブレーキ・サポート」には夜間歩行者検知機能を追加すると同時に、高速道路での追従走行が可能なマツダ・レーダー・クルーズ。コントロールや交通標識認識システムが全車標準装備。さらにマツダコネクトがスマートフォンとの連携が強化され、Apple Car PlayやAndroid Auto対応するなどコネクテッド機能が充実している。

 1年のうち2回の年次改良も多いが、その充実した内容には驚くばかり。実際に2018年にCX-5の新車を購入した人に話を聞くと、「2回目は聞いてなかった。ちょっとショックですよね」と嘆いていた。


■頻繁な改良こそが、売却時の査定が安くなる原因

 このような商品改良はCX-5だけではない、コンパクトSUVのCX-3はディーゼルエンジンの排気量が1.5Lから1.8Lへとアップ。ロードスターRFに搭載されている2Lエンジンは高回転型に変更。CX-8は登場して約1年でガソリンエンジンが追加されるなど、挙げればキリがない。

 確かに、メーカー側の良いパーツや技術ができたので、順次搭載していく。という真摯な姿勢は好感がもてる。

 しかし、モデルサイクルで頻繁にエンジンの変更や先進技術の進化が行われると、ユーザーは「買ってすぐに商品改良されるかもしれないから、マツダ車はいつ買ったらいいのかわからない」と思っているだろうし、実際、この頻繁な改良こそが、新車の購入価格は高いのに、売却時の査定が安くなるという新マツダ地獄を生んでしまったのだ。


■車種ごとに新マツダ地獄が本当に起きているのか徹底検証

 では、本当に新マツダ地獄は起きているのか? それを証明しよう。CX-5の2018年3月から10月に販売された直近3カ月の平均相場の推移を紹介しよう。

 2018年2度目となる商品改良が行われる前、9月の時点では平均相場は306万円だった。商品改良が発表され、実際に販売された11月になると、平均相場は308万円から290万円と一気に18万円も下がった。

 その後、展示車や在庫車などが大量に市場に流入し、現在は298万円となっているが、これは暴落といえる状況だ。このような状況がロードスターRFやCX-3でも起きていた。

 別表ではまず、初代CX-5以前に登場した最終型プレマシーとMPVの中古車相場を紹介している。プレマシーはリアにスライドドアを採用したスタイリッシュミニバンとして中古車で人気が高いため、それほど割安感はない。

 一方のMPVは年式が進んでいるものの、大きな値落ち率を示している。先代のデミオやアクセラ、アテンザもMPVほどではないが、値落ち率は相当高くなっている。

2006年3月に発売され、2016年3月に販売終了したMPV

2010年7月にデビューし、2018年1月23日に販売終了したプレマシー

 一方、現行型では登場して1年でアテンザが最大37%、デミオが最大35.5%、CX-5で最大26.4%と商品改良の影響は明らかに中古車相場に暗い影を落としているのは間違いない。

■現行マツダ車の最新買い取り相場

 そして最後に現行マツダ車の最新の買い取り相場を調べてみた。ここでは年式ごとにまとめてあるが、実際は年次改良ごとに数値は変わってくるので、年次改良前後では買い取り価格は数万〜十数万円は変わってくるのだ。

 従来のマツダ地獄は「安く購入したので、売るときも安くなる」だった。しかし新マツダ地獄は「購入価格は高いが、年次改良によって売却時は安くなる」という現象になっていたのだ。今後の動向も随時追っていきたい。


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数字が示すマツダの屋台骨"CX-5" リピート率のアップが今後の課題!

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数字が示すマツダの屋台骨"CX-5" リピート率のアップが今後の課題!

CX-5のカスタマーベースが世界中で拡大。既存技術の流用で開発投資の回収は終わっているだろうから今は金のなる木に育った状態に違いない。

幸か不幸かCX5を凌駕するコストパフォーマンスを有する競合は現れていない。継続的な改良はCX5のポジションをより強固なものにしている。2012年から各年次、3年車検、5年車検、7年車検で切替ユーザーのリピート率はどのように推移しているか。中古車ユーザーのリピート率も重要だ。長期利用ユーザー率も同様に重要。

リピートユーザー

  • 改良されたCX5に乗り換える。狭義のリピート率。
  • マツダのCX5以外の車に乗り換える。広義のリピート率?。
  • CX5を乗り続ける。これはリピートとは言わないが意味することはとても重要。
  • 他社の車に乗り換える。敗北?。
  • 乗り換えないで手放す。CX5が最後の車?。微妙。

こんな単純に考えても得られるものは少ないかも知れない。年数がたてばライフスタイルも家族構成もいろいろ変わるものだ。

マツダはやがて膨大なCX5カスタマーベースをどのように導くか決断しなければいけない。大袈裟だね。でも他社に持っていかれたら深刻でしょ?。CX5が成功すればするほど次の展開が楽しみだ。

CX-5カスタマーベースはマツダの大きな財産だが、ケアを間違えばそのまま負の遺産になりかねない。企業信頼を獲得し維持し強化するため、必要なことは十分できているか。

因みにトヨタは企業ミッションを再定義したようだ。

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https://motor-fan.jp/article/10007367

    2019/01/05
    MotorFan編集部

北米で売れているマツダ車の2台に1台は、CX-5!2018年北米マツダの販売台数が発表された
 

マツダCX-5。
 

マツダの北米部門である北米マツダ(Mazda North American Operations=MNAO)が2018年12月期のセールスを発表した。

 マツダの北米部門である北米マツダ(Mazda North American Operations=MNAO)の発表によると、マツダの北米での2018年の年間販売台数は30万325台で、前年比3.7%増となった。

 マツダのリリースには、DSRという聞き慣れない単語が出てくる。これはDSR(Daily Selling Rate)という指標で、1日あたり何台売れたか、と言う意味だ。
 

 DSRで見るとこうなる。

2017年が28万9470台 306日 でDSRが946.0
2018年が30万325台 307日 でDSRが978.3

で、DSRベースで考えると2018年は3.4%増となった。
北米とメキシコでマツダ車を扱うディーラーは約700ある。つまり、1ディーラー1日あたり1.4台売れた計算になる。

 さて、2018年の北米マツダのセールスを分析してみよう。

・SUVのCXシリーズ(CX-3/CX-5/CX-9)の年間セールスは、前年比15.3%アップで19万5778台
・とくにCX-5が好調で18.1%アップの15万622台を売った。
・マツダ6(アテンザ)は、12月のセールスが前年同月比32.7%の大幅アップを果たしたが、年間では17年比7.4%ダウンの3万938台を販売した。
・モデル末期のマツダ3(アクセラ)は、13.8%ダウン。
・MX-5 Miata(ロードスター)は、年間で8971台。前年比20.6%ダウン
 

国内には投入されていないCX-9のセールスも好調だ。
 

栄えある「北米でももっとも売れるマツダ車」は、2018年もCX-5だった。

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検索ランキング第7位が示すCX-5の揺るぎない存在感

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検索ランキング第7位が示すCX-5の揺るぎない存在感

基本的にキープコンセプトで来ているCX5の検索ランキングが今なお高い水準にあるのは興味深い。マツダのカスタマーベースがそう大きくないことを考慮するとなおさらだ。
  • 一つはSUVマーケットが依然活況にあること。
  • もう一つはCX5のポジション。既にSUVのベンチマークモデルと言うべきポジションを得ているのではないか。各メーカーの殆どのSUVはCX5を超えることを要求されるもののなかなか達成できない現実がある。
  • 特にコストパフォーマンスの視点でとらえると殆ど歯が立たない。CX5以上のパフォーマンスを出す車は幾つも有るが圧倒的な高額商品で比較対象にならない。
  • 結局、CX5は普通のSUV車として誰が見てもとてもよくできた車。何を買うときでもCX5との比較は避けられない。
  • 競合車種はCX5と比較されると値引きを余儀なくされる。ところが値引きではマツダも負けていない。とっくの昔に開発コストを回収済みだから相当の値引き幅を持っている。

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https://car-moby.jp/365917

2018年12月31日更新

2018年最も検索された車ランキングTOP10!人気のあの車は何位?

2018年最も検索された自動車は?今年話題をさらったモデルを「ネット検索された回数」という指標で調査、TOP10にランキングしました。数十年ぶりにモデルチェンジした車、先進装備を採用した車、賛否両論のデザインを変更した車など、あの車はランクインなるか!

この記事の目次

    2018年に検索された数の多い車種とは!
    2018年車種別検索回数ランキング
    惜しくもTOP10には入れなかった…話題になった新型も


2018年に検索された数の多い車種とは!


2018年も数多くの車がデビュー、そしてマイナーチェンジを迎えました。数十年ぶりのフルモデルチェンジを受けたものから、マイナーチェンジによって最新装備が採用された人気車種まで、数多くのモデルが話題に。

2018年に話題になったモデルを振り返るべく、MOBY編集部では1月から11月のグーグルやヤフーにおける車種名の検索回数を独自で調査。検索された数の多かった車種をランキング形式でまとめました。


2018年車種別検索回数ランキング
 

第1位:スズキ ジムニー
4代目新型ジムニー XC_キネティックイエロー

2018年に最も検索された車種はスズキの軽オフロード車・ジムニー。1月~11月の総検索数は約446万回でした。

今年20年ぶりにフルモデルチェンジが行われ4代目に。先代から受け継がれるラダーフレーム構造などのオフロードのための装備はそのままに、「デュアルセンサーブレーキサポート」を始めとした数多くの先進装備など安全面での装備拡充も行われました。

年間販売目標がジムニーとジムニーシエラ合わせて16,200台であったところに発表1ヶ月で20,000台の受注が殺到するなど、名実ともに2018年ナンバーワンの人気車種でした。

第2位:トヨタ アルファード
トヨタ アルファード

第2位はトヨタが誇る高級ミニバンのアルファード。1月~11月の総検索数は約403万回でした。

1月にマイナーチェンジして発売。外装のデザイン変更やエンジン、ミッションの変更だけでなく、予防安全装備の「セーフティセンス」が全車標準装備となりました。

かねてより高い人気を誇っていたアルファード。マイナーチェンジでよりスタイリッシュなルックスになったこと、先進装備が拡充されたことで、2018年も多くの注目を集めました。

第3位:トヨタ ヴェルファイア
トヨタ ヴェルファイア

第2位のアルファードの兄弟車であるトヨタ ヴェルファイアは1月~11月の総検索数 約294万回で第3位となりました。

アルファードと同時の2018年1月にマイナーチェンジが行われたアルファード。外装のデザイン変更と安全装備の標準化などがメインでしたが、流れるタイプのウインカーである「シーケンシャルウインカー」の採用も話題となりました。トヨタブランドを牽引するミニバンとして、今後も注目です。

第4位:マツダ CX-8
CX-8 XD L Package

第4位にはマツダの3列7人乗りSUVであるCX-8がランクインしました。1月~11月の総検索数は約256万回です。

CX-8は2017年12月にデビューした、マツダのフラッグシップSUV。「ゆとりをもって座ることが出来る3列シートのミニバン」というジャンルを追求しており、その実用性の高さとSUVらしさ溢れるスタイリングから高い評価を得ています。10月にはガソリンエンジンモデルも追加。クリーンディーゼル搭載車のみの展開から、より多くのニーズに応えられるモデルとなりました。

ミニバンに代わる存在として3列シートSUVを売り出しているマツダ。今後の動向にも目が離せません。

第5位:トヨタ ハリアー
トヨタ 新型ハリアー 2017年 マイナーチェンジモデル

第5位にはトヨタのSUVモデルであるハリアーがランクイン。1月~11月の総検索数は約239万回でした。

1997年に初代がデビューしたハリアーは、近年多くのメーカーでラインナップされている高級クロスオーバーSUVの先駆けです。2013年にデビューした現行型は3代目で、雄々しさを感じるSUV要素と、紳士的な落ち着きの調和が取れたデザインが高い評価を得ています。

今年はマイナーチェンジなどのニュースが無かったにも関わらず、多くの注目を集めたハリアー。来年もその人気を維持することができるか注目です。

第6位:スバル フォレスター
スバル_新型フォレスター_2018

第6位にはスバルのSUVモデルであるフォレスターがランクイン。1月~11月の総検索数は約225万回でした。

7月にフルモデルチェンジされ新型が発売されました。今回で5代目となったフォレスターは、スバル初となる乗員認識技術である「ドライバーモニタリングシステム」や水平対向エンジンに電気モーターを組み合わせたマイルドハイブリッドシステム「e-BOXER」が搭載されました。

シンメトリカルAWDや、アイサイトなどの人気装備が採用されているSUVとして高い人気を誇るフォレスターは、2018年多くの注目を集めたといえるでしょう。



第7位:マツダ CX-5
マツダ CX-5 XD L Package

第7位はデビュー以来多くの支持を集める人気SUVのマツダ CX-5。1月~11月の総検索数は約218万回でした。

CX-5は現在世界約120カ国で販売されており、マツダの全世界での販売台数の4分の1を占める重要なモデルです。10月にはマイナーチェンジが行われ、国内モデルとしては初となる2.5Lガソリンターボエンジン導入とディーゼルモデルへのMT採用がアナウンスされました。

快適性、安全性、運転する楽しさの部分で次々とアップデートがなされるCX-5は、安定の人気も納得の一台といえます。


 

第8位:トヨタ プリウス
トヨタ プリウス 2018年モデル

第8位にはハイブリッドカーの超定番モデル・トヨタ プリウスがランクインしました。1月~11月の総検索数は約207万回でした。

プリウスは1997年に世界初の量産型ハイブリッド自動車としてデビュー。現行型は2015年に登場した4代目で、12月に待望のビッグマイナーチェンジが行われました。マイナーチェンジでは新しい外装デザインの発表に特に多くの注目が集まったことも、検索順位上位にランクインした要因かもしれません。

 

第9位:日産 エクストレイル
日産 エクストレイル 20Xi

第9位には日産の人気SUV・エクストレイルがランクイン。1月~11月の総検索数は約190万回でした。

エクストレイルは2018年上半期の国産4駆SUV部門で販売台数1位を獲得。水洗い可能な室内装備などアウトドア場面での使いやすさを意識した作りが人気を呼んでいます。2017年のマイナーチェンジでは、JNCAP(日本自動車事故対策機構)の評価で満点を獲得した自動ブレーキシステムが搭載されるなど、安全面にも抜かりありません。

日産は2018年に海外専売モデルである「ムラーノ」のマイナーチェンジを行なうなど、各メーカーが注力しているSUV分野の開発に積極的です。今後のエクストレイルの進化にも期待が寄せられています。

 

第10位:トヨタ シエンタ
トヨタ シエンタ 2018 マイナーチェンジ

第10位にはコンパクトなサイズに3列シートを備えたミニバン・シエンタがランクイン。1月~11月の総検索数は約188万回でした。

シエンタは9月にマイナーチェンジが行われ、外装の小変更と安全装備の強化、5人乗りグレードの設定がなされました。7人乗りかつコンパクトなボディサイズが売りのシエンタですが、ラゲッジスペースの拡大を望む声も多かったようです。

シエンタは価格も178万円~と比較的手頃であり、今回のマイナーチェンジで幅広い層にアプローチできるモデルになったといえます。

   
惜しくもTOP10には入れなかった…話題になった新型も

惜しくもTOP10入りを逃したクラウン(上)とカローラスポーツ(下)

多くの新型車が登場した2018年。惜しくもTOP10には入れなかったものも、話題になった車も。

例えば、総検索数の11位はトヨタのクラウン。2018年6月にフルモデルチェンジにて15代目となりました。内外装やパワートレインの一新だけでなく、「アスリート」や「ロイヤルサルーン」といったグレード名もリニューアルされ話題となりました。
クラウンと同日に発売されたトヨタ カローラスポーツも、MT設定があるコンパクトハッチバックとして話題をさらったモデルです。環境性能に配慮されたハイブリッドモデルから、初心者でも楽しく運転ができるアシスト機能を備えたMT車まで、1つの車種にここまでの幅を持たせたトヨタの努力は素晴らしいという他ないでしょう。

来たる2019年もトヨタ スープラを筆頭に登場が待ち望まれているモデルが数多く存在します。来年も胸を踊らせてくれるモデルの登場に期待です。

(MOBY編集部)


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