マツダ関係者以外の方の閲覧はご遠慮ください!

【見たままのマツダ】 関東マツダ営業事例・CX-5商品レビュー・その他

お客様相談センター/コールセンターK氏は顧客の声を受け止めることに消極的でした。止むを得ず、Webサイトを利用して、マツダクオリティに取り組む全てのマツダの人に直接メッセージを届けることにしたものです。内容は適宜更新されます。レビューを含め全ての記事に目を通すことをお奨めします。/2016.01/

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マツダCX-5大成功は諸刃の剣(もろはのつるぎ)。経営陣は成功を次の飛躍の基盤にできただろうか。継続レビューで見えて来るのは不安の未来かも知れない。/2017.01/

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交換した2016年モデルは絶好調だがマツコネ問題だけはクリアできない。今年こそはマツダコネクトアップグレードオプションに期待したい。/2018.01/

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マツダ2018カレンダー(非売品)は使いやすいお気に入り!



マツダ2018カレンダー(非売品)は使いやすいお気に入り!
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マツダくらいの大きな企業グループになると カレンダーと言っても目的、用途によって多種多様用意されるが、企業の考え方がにじみ出るのでそういう視点で眺めてみても結構面白い。

一番のお気に入りはコンパクトサイズ(18cm×25cm)の月めくり壁掛けタイプ のもの。メモが書ける。よくあるデザインのカレンダーだけど、サイズがコンパクトなところがとても使いやすく重宝する。

コストを掛けることは難しいのだろうが、カタログのような写真で無く風景に溶け込むライフスタイルを暗示するものならもっと上出来になる。

卓上カレンダーは組み立て式。こちらはペーパーカードの感覚でも 自由度が高い。卓上メモ帳のようにも使える。上出来だ。

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驚くことに、マツダのこれらのカレンダーがネット上にアップされている。適当に値付けされて販売されているようだ。

確かに、カレンダーもお店で普通に買えば大したデザインで無くても相当の価格が付けられている。マツダファンなら一般的なものでなくマツダのものを手に入れたいと考えるものだ。カタログ写真のようなものがむしろ好まれるに違いない。

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(今年もご担当様の好意に甘えさせていただきました。感謝!!!)

グーネット「マツダCX-5の概要と歴史をまとめてみた」が除外したマツコネ

  

 

グーネット「マツダCX-5の概要と歴史をまとめてみた」が除外したマツコネ?

グーネットのオンラインマガジンにCX5を紹介する記事があった。コンパクトに良く纏まっている。CX5はマツダの歴史を彩る大事な要素になった。グーネットは中古車販売だから商品価値を正しく伝えることに一所懸命だ。

で、いつも気になるマツコネ(マツダコネクト)をどのように紹介しているか見てみると上手く探し出せない。見落としたのかも知れない。メカニズム中心の概要紹介でインフォマティックについては紙面を割いていない。

やはりこれがマツコネの現実なのかなと変に納得してしまう。中古車の事業者だって顧客からマツコネについて質問されたくないのだろうか。

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本当のところは知らない。それでも、マツダはマツコネ問題の大きさを理解すべきだろう。中古車でも情報機器(カーナビ)はデータが古いので新しいものに交換したいが、マツコネはそれが出来ない。CX5の信号系統から完全に独立したカーナビを後付けするしかない。多分。兎に角、この辺はとても残念なクルマ。メカが素晴らしいだけにギャップが目立つ。

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マツダデザインに欠落しているもの

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マツダデザインに欠落しているもの
魂動デザインはあまりに有名なデザインコンセプト。躍動感を漲らせたフォルムは多くの人を魅了した。マツダ復活の象徴でもある。魂動デザインは更に磨かれて進化を続けている。少なくともマツダとマツダファンとデザインのプロはそう思っているに違いない。

スポーツドライブ。スポーツウエアを身に付けて乗り込んでスポーツドライブを楽しむ。気持ちはアクティブ。 空間はドライバーのために作り込まれる。充実した空間と時間を享受できる(筈)。

結果、最近のマツダ車は乗る人を全て暴走族にしてしまう。

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寛いだドライブのための、パッセンジャーのための、デザインが出来ていない。スペースユーティリティのデザインはマツダの弱点。品質感のばらつきの所以。などと言った批判は以前からあった。トヨタ、ホンダの得意な領域だ。マツダは尖がったデザインでトヨタは八方美人と言ったところだろうか。

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参照した記事はスズキの必死の試行錯誤の一端。車の進化を捕らえようと必死だ。スズキの強さだ。

今、車のデザインに求められていることは超単純なこと。センサーと頭脳のデザイン。鳥類の目、昆虫の触覚、やがては人工知能までデザインに反映させる必要が出て来る。自動運転の時代を支えるデザイン。

スズキが苦しんでいる様に、後付けで社内に色々な機器を取り付けていっても駄目なことは誰でも分かる。新しいデザインが必要なのだ。

魂動デザインを正しく進化させるには趣味的な感性を研ぎ澄ましても不十分。変化する環境に正しく適合していかなければいけない。環境変化をリードできる新しいデザインが求められる。

次代のマツダデザインチームは頭脳と触覚とコミュニケーション能力を持った新たなコンセプトのデザインを具現化してくれるに違いない。 魂動デザインの進化か突然変異かどのようなアプローチになるにせよ回避できないテーマ。

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https://response.jp/article/2017/12/15/303783.html

スペーシア 新型、デュアルセンサーブレーキサポート採用の理由は「ハイビームアシストを採用したかった」

2017年12月15日(金) 12時30分

新型スペーシア カスタム

    新型スペーシア カスタム 新型スペーシア 「デュアルセンサー・ブレーキサポート」はフロントウインドウの上部に装着される 後退時でのブレーキサポートをしたのは軽自動車初 後退時ブレーキサポートで機能する超音波センサー 軽自動車として初めてガラス投影式のヘッドアップディスプレイを採用した デュアルセンサー・ブレーキサポート カメラが進入禁止の標識を読み取りヘッドアップディスプレイに表示する

スズキ『スペーシア』が12月14日、初めてのフルモデルチェンジを果たした。その中で安全装備として注目したいのが「スズキセーフティサポート」だ。新型では従来のシステムを一新してその範囲を後退時にまで拡大。これでうっかりミスの大幅低減に寄与することとなった。

新型ではスズキセーフティサポートを、単眼カメラと赤外線センサーを組み合わせた『デュアルセンサー ブレーキサポート』とした。システムはドイツのコンチネンタル社製で、基本的にはトヨタの「セーフティセンスC」に使われているのと同じものだ。このユニットでは「ハイビームアシスト」に加えて新たに「標識認識」にも対応し、安全面や便利さを追加することとなった。

また、これとは別にリアバンパーに装備した4つの超音波センサーを使うことで、車両後方の障害物を検知できる。アラーム音で障害物への接近を知らせると共に、衝突の可能性が高まると自動ブレーキが作動するもので、これは軽自動車初の機能になるという。もちろん、後方誤発進抑制機能も装備している。

フロントガラス投影式のヘッドアップディスプレイの搭載も軽自動車初の機能だ。全方位モニター用カメラパッケージ装着車に装備されるもので、速度や分岐点案内、前方衝突警報などを表示する他、進入禁止の標識を読み取ってその表示も行って警告する。ただ、進入禁止の標識を表示時にアラーム音は特に鳴らないようだ。

もう一つの軽自動車初は、クルマの周囲360°を立体視できる3Dビュー機能だ。これも全方位モニター用カメラパッケージ装着車に装備される。表示アングルを連続で変えられるので死角をなくすには最適な機能とも言える。

さて、冒頭に紹介したスズキセーフティサポートだが、スズキは現状で大きく4タイプを用意する。一つはアルトやラパンなどに搭載する「レーダーブレーキサポート」と、旧スペーシアやハスラーなどに搭載しているステレオカメラの「デュアルカメラブレーキサポート」、バレーノやエスクードで搭載するミリ波による「レーダーブレーキサポート2」、そして新型スペーシアで採用した「デュアルセンサーブレーキサポート」だ。

スズキは今後どのタイプをメインに考えているのだろうか。情報・予防安全開発部の千葉光弘氏は「どれがメインと言うことは意識していない。クルマごとに最適なものを選んで搭載しており、新型スペーシアではハイビームアシストに対応したかったのが理由」とデュアルセンサーブレーキサポートを採用するに至った背景を話す。

一方で、新型スペーシアはホンダ『N-BOX』が採用したオートクルーズコントロール(ACC)は搭載しなかった。これについて千葉氏は「(ACC搭載を)考えなかったわけではない。しかし、軽自動車の場合、ミリ波レーダーを取り付けるスペースがほとんどなく、N-BOXも苦肉の策でフロントバンパーの運転席側にシフトして取り付けたと聞いている。今後、ユーザーの声を聞きながら対応を考えていきたい」とした。

《会田肇》

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「第38回 2017 – 2018 日本カー・オブ・ザ・イヤー」8位マツダCX-5

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「第38回 2017 – 2018 日本カー・オブ・ザ・イヤー」8位マツダCX-5
  1. グランプリはボルボXC60。 魅力的な車。価格帯はXC5の一つ上だったかな。サイズも微妙に大きい。
  2. ノミネートされたクルマは価格帯が一桁違うくらいばらついているので公正な審査と言えるのかどうか疑問。高い車が賞取りに成功している訳でもないから何らかの工夫か節度があるのだろう。
  3. CX5の8位は上出来。国産SUVトップの評価は喜んで良い。第2世代は初代を熟成させたものだが、基本コンセプトの正しさが実証されていると言えそう。確か初代はカーオブザイヤーを取得していた筈。
  4. メカ屋中心の評価だからマツコネは評価対象外か。善し悪しだね。
  • 違和感
  1. 日本で当該年度何台以上の販売実績のある車から選考するのだろうが、輸入車を横並びで選考するのは違和感が残る。外車は富裕層向けに輸入されている高級モデルが中心だからかも知れない。
  2. ポインティングシステムにも疑問。制度上の欠陥が顕在化することになったのが今回のボルボ受賞。60人の選考委員の個人的な感性に委ねて根拠が希薄。無理強いの評点を足し算して得られるものには何の意味もないことに気付くべきだ。
  3. 一方で、メーカーによる囲い込み工作の懸念は払しょくされる様子もない。

2017 – 2018 日本カー・オブ・ザ・イヤー得点表

  • 1位:ボルボ XC60 294点
  • 2位:BMW 5シリーズセダン/ツーリング 242点
  • 3位:トヨタ カムリ 232点
  • 4位:スズキ スイフトシリーズ 210点
  • 5位:ホンダ N-BOX/N-BOXカスタム 189点
  • 6位:レクサス LC 115点
  • 7位:アルファ ロメオ ジュリア 89点
  • 8位:マツダ CX-5 83点
  • 9位:シトロエン C3 35点
  • 10位:フォルクスワーゲン ティグアン 11点
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文句なしに格好いいね!マツダ『RT24-P』




文句なしに格好いいね!マツダ『RT24-P』
  1. こういう活動はあまり知られていないのではないか。わくわくするような話なのに。宣伝も上手にやって欲しい。こちらが勝手に見落としているだけ?。カレンダーなんか商品ばかり並べているけど、モデルチェンジが入ると古くなる商品画像より、レーシングなどの方が飽きが来なくていいと思う。
  2. 店舗に大型スクリーンを置いてこういう映像を流すのも楽しいだろう。ネット中継ならもっと面白い。窓をスクリーンで利用する技術もあった筈だ。
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https://response.jp/article/2017/12/05/303334.html?from=tprt

マツダのプロトタイプレーサー 2018年型発表…「耐久王」ヨーストと組む【ロサンゼルスモーターショー2017】

2017年12月5日(火) 12時15分

マツダ RT24-P の2018年モデル(ロサンゼルスモーターショー2017)

マツダの米国法人、北米マツダは米国で開幕したロサンゼルスモーターショー2017において、プロトタイプレーシングカー、マツダ『RT24-P』の2018年モデルを初公開した。

マツダは2017年シーズンのIMSAウェザーテック・スポーツカーチャンピオンシップにRT24-Pを投入。2.0リットル直列4気筒ターボエンジンは、最大出力600hpを発生する。

2018年シーズンの参戦に向けて、マツダはヨースト・レーシング(Joest Racing)と共同で、「マツダ・チーム・ヨースト」を設立。ドイツに本拠を置くヨースト・レーシングは、最も成功した耐久スポーツカーチームのひとつ。ルマン24時間耐久レースにおいて、16勝を挙げていることで知られ、「耐久王」の異名を持つ。ヨースト・レーシングは1999~2016年まで、アウディのファクトリーチームとして成功を収めた。それ以前はポルシェと組み、ルマンで複数回、勝利している。

マツダ・チーム・ヨーストで臨む2018年シーズンに向けて、マツダはRT24-Pのカラーリングを一新。新型『CX-5』から導入が開始されたソウルレッドクリスタルメタリックで塗装。フロントリップスポイラーやリアウイングは、ブラック仕上げとした。

マツダ・チーム・ヨーストは2018年1月、米国デイトナで開催される「ロレックス24」で実戦デビューを果たす予定。ロサンゼルスモーターショー2017では、ドライバー6名も発表され、IMSAの頂点を目指す。

《森脇稔》

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エコに取り組む姿勢は大事にしたい

https://clicccar.com/2017/12/03/536605/

エコに取り組む姿勢は大事にしたい
  1. あまり聞いたことのない名前だが想像通りの環境対策。立派。恐らく多くの企業が取り組んでいることだが、コストと性能の問題を乗り越えるのは大変だっただろうと思う。
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https://clicccar.com/2017/12/03/536605/

【新車】マツダCX-5に採用された「バイオエンプラ」のフロントグリルとは?

2017/12/03 09:03

by塚田勝弘

2016年12月に発表、翌年2月からデリバリーされている新型マツダCX-5。そのフロントグリルに、「バイオエンジニアリングプラスチック(バイオエンプラ)」が採用されています。

バイオエンプラは、名称からも分かるように、植物由来の原料を使用することで、石油資源の使用量やCO2排出量の削減に貢献する材料。いわゆるカーボンニュートラルな材料で、植物由来のポリ乳酸(植物プラスチック)などが開発されています。

マツダの「バイオエンプラ」は環境に優しいだけでなく、深みのある色合いや鏡面のような平滑感を無塗装の材料着色で実現しているのが特徴。有害なVOC(揮発性有機化合物(VOC:Volatile Organic Compounds))を削減しつつ、高い質感やデザインの自由度が要求されるクルマの外装部品としても使用できます。

今回、フロントグリルのような複雑な形状の大型外装部品にも対応すべく、材料の開発と金型仕様の最適化を行い、成形性を大幅に向上させたそうです。

なお、このバイオエンプラが採用されたフロントグリルをはじめ、ボディカラー「ソウルレッドクリスタルメタリック」などに代表される塗装技術など同社の環境に関する取り組みについては、12月7日(木)から東京ビッグサイトで開催される環境・エネルギーの総合展示会「エコプロ2017〜環境とエネルギーの未来展」で展示されます。

(塚田勝弘)

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「マツダお客様アンケートご協力のお願い」が届く(2)


「マツダお客様アンケートご協力のお願い」が届く(2)

マツダお客様アンケートご協力のお願い
アンケートURL:https://enq.netr.jp/mazda/
お客様ID:
お客様パスワード  :
マツダお客様アンケート事務局(運営委託先:株式会社インテージ)
フリーダイヤル:0120-091-140(2017/11/15-2018/01/31)

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回答者の氏名や連絡先等の個人情報記入が最後にある。 最初から記名式か無記名式かを明らかにした方が良い。IDが送られてくる時点で個人は特定されると理解はできるが、これはアンケートを依頼する時の姿勢の問題だ。

設問が幾つあるか、設問の数や大凡の所要時間も示した方が良い。設問数はチェックして振り返ってもよく分からない。

設問の意図が理解できなものがある。正しい答えを引き出すためには何のための設問か目的を明示した方が良い。アンケートの目的を確実に達成する工夫が欠けているように見える。

用語についても購入時は覚えていてもすっかり失念もあるから、それがどのようなものか、WEBアンケートならリンクさせて具体的に示すなどの工夫が求められる。

アンケート結果のフィードバックについての案内が見当たらない。通り一遍の参考にします程度では駄目だろう。支障のない範囲で統計結果を協力者と共有する態度が必要。顧客と一体で改善に努める姿勢を示すことが望ましいのは言うまでもない。

通常の業務プロセス(特に顧客プロセス)の中で収集すべき情報が混在しているのは情報の有効性と確実な収集の観点で疑問。その要因は本社のガバナンスをどのように発揮すべきか本社スタッフが理解していないのではないか。危惧されるところだ。

別の視点でいうなら顧客の立場でディーラーは本社/メーカーに対してどのようなコンタクトをすべきかについての設問が決定的に欠けているようにも見える。

アンケート自体は情報収集が目的だが、アンケートを見ることで主催者(今回はマツダ)自身が何を考えているか(あるいは考えていないか)も同時に分かる。意識しない情報提供になる。両刃の刃ということだ。その意味でも興味深いアンケートだった。

最も重要な問題の一つとして、顧客プロセス(広範な顧客サポート)の中で本社部門・メーカー部門の役割責任について自ら課題抽出の姿勢を示していないことが挙げられそうだ。マツダ本社の意識は例の問題から2年経過して何も変わっていない印象を持つ。(ディーラーに丸投げでは変わりようがないことの証明?)

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アンケートDATA

設問Q1~Q61

Q1:購入形態(新規、増車、買替)
 ⇒ 譲渡は?購入ではない?。
Q2:買替車(メーカー、車種)
 ⇒ 当然の設問。ディーラーに聞いても分かるのでは?。
Q3:買替車の購入形態(新規、中古、他)
 ⇒ この設問で何が分かるのだろう。顧客の購買特性?。無理だろう。
Q4:買替車の購入手段(現金、ローン、残価設定等)
 ⇒ この設問も顧客の購買特性?。いつも現金払いと決まったものではないが緩い相関は分かるか。
Q5:買替車の保有期間
 ⇒ 大事な特性。
Q6:買替車ディーラーの満足度
 ⇒ ディーラーに対する満足度がメーカー変更の理由になるか調べたいのだろうか。相関を見るのは多重回帰分析?。
Q7:買替車ディーラーの接客対応
 ⇒ 素直に買替の理由を書いてもらう方がよい。統計化処理の都合を優先させてアンケートが歪んでいないか。マツダディーラーの問題課題を探したいなら比較評価を素直に聞くべきだ。この設問では適切なキーワード抽出は困難。
Q8:CX5購入前のマツダの印象
 ⇒ 面白い設問。購入者は基本的にマツダに好印象を持っている。購入後の印象と比較するのだろうが、その場合は購入前後の印象の変化を素直に聞く方がよい。
Q9:CX5購入時比較対象車
 ⇒ これも面白い。ここから何が分かるのか興味深い。商談時にあまり質問されない気がする。案外難しい領域なんだろう。
Q10:マツダ車選択の理由
 ⇒ 楽しい設問。嗚呼勘違いだったら悲劇。ここは期待通りだったかまで追いかけないと意味が無い。Q13が該当するかも知れないが、いずれにしても期待と結果の違いを知ることは有益。
Q11:CX5オプション商品等
Q12:併有車のメーカー、車種
Q13:購入時重視項目
Q13-1:スタイル外観
 ⇒ デザインは重要。頻繁な手直しは迷惑なことは伝えられない。
Q13-2:雰囲気・ブランドイメージ
 ⇒ 曖昧過ぎて評価が難しい。
Q13-3:運転の楽しさ
 ⇒ マツダにとって特に重要。楽しさの要素まで踏み込んで欲しいところだ。
Q14:車の位置付
 ⇒ とても重要だけど簡単でない。
Q14-1:移動手段
 ⇒ 車にどういう価値を求めるかという視点かな。
Q14-2:気に入った車
 ⇒ 価格弾力性の設問?分かり難い。
Q14-3:長期間保有
 ⇒ 重要な顧客特性。マツダは何処を向いているのか気になるところ。
    ・・・?
Q29:CX5/マツダに関する情報源
 ⇒ いきなり設問の番号が飛んでいるので何処かスキップしたか不明。スキップしていなければ変則的な番号は分かり難い。
Q30:希望する情報源
 ⇒ どういう情報媒体を充実して欲しいか希望を取るのは良いが、一方的に送り付ける観点よりも、どのように受け止めるかの受け入れルートのアンケートがない。お客様相談センターの小西氏は電子メールは受け付けないなどと全く後ろ向き。このアンケートから欠落しているのは残念。
Q31:ディーラーからの情報提供の評価
 ⇒ メーカーからの情報提供にこそ問題を感じるのにディーラーに限定している設問は不適切。
Q31-1:定期点検
Q31-2:車の調子伺い
 ⇒ こういう特定書式の案内なんてあったかな。日常会話の挨拶みたいなものだけど。
Q31-3:カーライフ/用品提案
 ⇒ 理想・願望?。違和感がある。具体的な個別の設問とした方が分かり易い。
Q31-4:新車案内
 ⇒ 現場を知らないからこういう設問を載せて来る。買い替えが近い人には案内するが購入間もない人には案内はし難いものだ。
Q31-5:品質問題
Q31-6:展示会/イベント案内
Q32:ディーラーからの案内手段
 ⇒ この設問で何が把握できるのだろう。ディーラーの特性?、顧客の特性?
Q33:コンタクト頻度
 ⇒ 雑な設問だな。本社スタッフが”ためにしている”だけの設問に見える。コンタクト手段と頻度の相関も考慮していない。回答欄に「ちょうど良い」などがあるが、シーズ×ニーズのマッチングが丁度いいかなど誰が判断できるのだろう。
Q34:ディーラー来店実績・来店目的
 ⇒ ディーラーによっては(メーカー関係なく)ピックアップしてまた届けてくれるところもあるが該当する選択肢が見当たらない。Q35?。
Q35:来店しない時の理由
Q36:ディーラースタッフとのやり取り
Q37:来店予約の取りやすさ
Q38:来店の曜日・時間帯
Q39:店舗の印象
Q39-1:駐車場
Q39-2:店内誘導
Q39-3:来店情報の共有
 ⇒ 共有状況は顧客からは見えにくい(評価しにくい)。しかしチーム対応では重要。
Q39-4:整備内容の事前説明
Q39-5:整備以外の問診
Q40:来店時の待ち時間
Q41:待ち時間の居心地・過ごし方
 ⇒ 近所のカフェやレストランと提携?して割引クーポンを出すなどもアイデア。
Q42:カーライフ参考情報の内容
Q43:待ち時間に希望するサービス
 ⇒ 整備に限らないが「見える化」の取り組み は今後の重要課題。
Q44:待ち時間居心地が良かった理由
Q45:待ち時間居心地が悪かった理由
Q46:整備完了後の印象
 ⇒ この類のアンケートは顧客プロセス毎に行う方がよい。パソコンメーカーの中にはサービス実施の都度サービス品質をチェックしている。間が抜けたタイミングのアンケートでは正しくフィードバックできない。
Q46-1:整備内容の説明
Q46-2:依頼事項の結果説明
Q46-3:疑問点・不明点に対する説明
 ⇒ メカニカルは丁寧な説明が期待できるが、再現性(再現条件など)が明確でないものや情報機器関連は無理。問題の質に左右される設問はサービス実施直後に確認しなければいけない。
Q46-4:費用の説明
Q46-5:引き渡し時の車の状態
Q46-6:次回来店に関する説明
Q46-7:点検整備後の車の調子伺い
 ⇒ とても重要なこと。トラブルの多くは点検等の後に発生している。ヒューマンエラーが原因なのだ。しかし、品質プロセスとアンケートとは馴染まない。業務標準に問題があるようだ。
Q47:ディーラーからの情報サービスの要望
 ⇒ わざわざディーラーからの情報と限定するかな?。メディアとしてのディーラーと言う発想をやっている訳でもなさそうだ。マツダ本社はいつもこういう意識で販社を見ているんだろうか。顧客目線の発想になっているのかな。
Q48:CX5の満足度 
 ⇒ 唐突に一番大事な設問が出てくるが回答の選択肢は極めて雑。超問題のマツコネに対する声は拾おうとしない。メーカーの課題を抽出する目的は全く持っていないのではないか。この設問だけでも、単にディーラーを虐める(?)材料を探していることが分かる。
Q49:ディーラースタッフの接客・対応の満足度
Q50:ディーラースタッフ応対の満足度の程度(基本的・個別対応)
Q51:個別対応の内容
 ⇒ やや無理な設問。あなただけ特別と感じさせて普通の対応をするものだから。
Q52:メンテナンスパックの満足度
 ⇒ 契約したかどうかも忘れてしまった。当然内容も。簡単に参照できるようにした方が良さそうだ。。
Q53:利用店舗の継続利用の是非
 ⇒ 似たような設問が繰り返し出て来る印象。意図的?
Q54:上記(Q53)に対する理由(自由記入)
 ⇒ 記名式でここでバッドニュースを載せる訳には行かない。良い話は書ける。ということはアンケートとして成立していない。問題/課題を本社が拾ってフォローする仕組みでもあれば建設的な意見として書く人もいるだろうが、今回のレビューで分かったことは本社(お客様相談室)は顧客の声をスルーしてディーラーに垂れ流す能しかないこと。こんなものを書かせても仕組みとして自己矛盾または自己破綻している。顧客の声を聞いたら最後まで責任を持ってフォローする仕組みを実現することが先でしょう。
Q55:次回購入時マツダ車検討の是非 
 ⇒ その時、自動運転とEV化が業界的にどの程度実現しているかに依存する。マツダに乗り続けていてもその時代の先端技術の恩恵を受けることが出来るなら安心。
Q56:上記(Q55)検討する場合の理由
 ⇒ 正しい選択のためには比較検討は誰でもする。検討の程度/内容が問題。
Q57:上記(Q55)検討しない場合の理由 
 ⇒ もう懲り懲りと思った人は検討のテーブルにも載せないだろう。今のマツコネ(マツダコネクト)の延長ならその時点で検討終了。
Q58:マツダ車が好きな程度 
 ⇒ 大胆な設問だな。意味のあるデータは取れないだろう。マツダが嫌いなのにマツダに乗っている人を知りたいのか。マツダが好きな人は要注意。クルマやスタッフに対する期待値も大きくなる。
Q59:マツダを友人家族に奨めるか
 ⇒ ポイントを付いた良い設問。知らない人なら気にしないことも知人だと本当に自信がないと奨めることは出来ない。しかしアンケートに書くときは是非薦めたいとするものだ。
Q60:上記(Q59)回答の理由
 ⇒ 大事な設問だ。顧客理解するセールスポイントを確認できる。残念ながら人に言えないマツコネの問題を知るなら他人に奨めるのは躊躇する。こんな思いは自分だけで十分。新しい車種の全てがマツコネ搭載ってマツダはマツコネと心中するのか。不出来なUIは時間とともに慣れることが無いから致命的。
Q61:マツダディーラーへの自由な意見など(自由記入)
 ⇒ 実質記名回答(IDが送付されてきているので個人特定可能)なので相当な問題でもない限り本音は引き出せない。この設問に限らず、ディーラースタッフに迷惑を掛ける内容の回答はできない。このアンケートシステムは企画段階で破綻していると考えるべきだ。マツダ本社スタッフは形式は踏むが現場の真実を知ろうとする意欲は弱いのではないか。

☆:ディーラー機能に関してとても重要なことが落ちている。正しく作動しているかどうかを顧客自身が確認できる設備・環境の必要性。安全、自動運転、情報系の機能は正常かどうかを顧客自身で確認できたら何よりも安心できる。

プロファイルF1~F9

F1:男性・女性
F2:年代
F3:既婚・独身
F4:子供の有無
 ⇒ 出生率調査?。同居の有無あるいは同居家族の数が大事なのでは?。老人介護の時代反映も必要では?。
F5:氏名
 ⇒ 結局記名式アンケートだった。最初に言えよ!。
F6:E-Mail
 ⇒ メアドの利用目的はアマゾン云々とあった。コスト節減か。今の時代は色々変わるものだ。でも500円くらいでは何も買えない。
F7:電話番号
 ⇒ 何故必要なのか。どういう時に利用するのか。必要以上に個人情報を収集しないで欲しい。
F8:アンケート内容販売会社への通知確認。
 ⇒ これを入れると全く違ったアンケートになってしまう。加えて誰がどのような責任で対応するのか明らかでない。これがこのアンケートの狙いなの?。
F9:今後のアンケートへの協力確認
 ⇒ 今回も協力確認してからアンケート依頼が来ているなら理解できるがよく分からない。アンケートの出来栄えに関する感想を素直に聞く方が良い。
☆:駐車場事情に関する情報は不要なのかな?

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「マツダお客様アンケートご協力のお願い」が届く(1)

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「マツダお客様アンケートご協力のお願い」が届く(1)
  1. アンケートURL:https://enq.netr.jp/mazda/
  2. お客様ID:
  3. お客様パスワード  :
  • マツダお客様アンケート事務局(運営委託先:株式会社インテージ
  • フリーダイヤル:0120-091-140(2017/11/15-2018/01/31)
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  1. 記憶にないので恐らく初めてのアンケートだと思う。どういうタイミングで誰に届けられるものか具体的には分からない。マツダ車のオーナー全員に届くものでもなさそうだ。何らかのサンプリングをしているのだろう。その辺の説明は不十分。
  2. アンケート期限は12月10日まで。 
  3. アマゾン商品券500円が謝礼。
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アンケートIMPRESSION

ログインすると期間中は何度でも途中からでもアンケートに入れる旨の説明がある。セッションが維持されるのは上出来だが、やたらストロークの長いアンケートなのか心配になる。

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アンケートを始めたら、心配的中。驚く様な全くのロングウエイ。延々と続く。途中で何度も止めた。選択式回答でも真面目にやると相当タフだ。

途中で保留してもセッションが簡単に切れない(直ぐに再開する)のは楽で良い。それにしてもこれだけの情報提供に対する謝礼が500円では慰めにもならない。

何となく思い出した。以前にも 他社のものだったと思うが馬鹿みたいに長いアンケートがあった。委託先は同じインテージだったかもしれない。ロゴか社名に見覚えがある。その時は馬鹿馬鹿しくなって途中で回答ギブアップ。今回もそうなる可能性はある。

マツダの良いクルマ作りの手伝いになるなら喜んで協力したいがアンケートの質に疑問が残る。統計処理の効率を優先させたものか。アマゾン商品券が欲しいだけの人は設問も見ないでチェックだけ続けることになる。信頼性の高い良いデータが取れるとは思えない。

マツダの担当スタッフは自分自身を含め検証スタッフによるアンケートの出来栄えのチェックは十分やっているのだろうか疑問がわく。委託先に一任してマツダ社スタッフはまじめに取り組んでいないように思う。もし真面目にやってこの出来ならそのスタッフは適材適所ではなさそうだ。

このアンケートは見ていくと、何が目的のアンケートか分からなくなる。年度計画で決めたから実施するだけの只の「ためにする」アンケートだったら、マツダの成長に貢献できないものだったら残念だ。

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気を取り直してアンケート回答再開

回答を進めていくと、どうやらディーラーのことばかり聞いてくるようで、狙いが見えてくる。しかし顧客はメーカーとディーラーをそれほど切り分けて考えていないことを理解すべきだろう。メーカー/ディーラーとも一体のシームレスなアプローチが基本の筈だ。マツダは必要以上に分離して社内事情を顧客に押し付けていないか懸念される。

マツダはどうしてマイページを作らないのか。情報サービス産業の側面を有していることを理解できていないらしい。メーカー、ディーラー、顧客が一体となったワンツーワンの情報交換の場として有効な筈なのに。アンケートで調べているような顧客プロセスについてもマイページがあれば容易にクローズさせることができると思われる。今後のクルマ作り(造り?)はIT領域との融合が避けられないことを踏まえれば次代に相応しいサポート体制を作り上げることも重要な課題だろう。

設問の意図が分からないものもある。 目的と設問の関係に疑問がある。ディーラーの現場対応の問題点を無理やり探しているようなものも。マーケティングのプロもいる筈だと思うが、イベントドリブン型のアンケートでなければ答えは引きだし難いものが結構混じっている。アンケートのコンセプト、戦略的位置づけが十分吟味されないで実施している。アンケートにも戦略、企画、設計図があることを理解していないようだ。

更にアンケートを進めると、ディーラーの問題/課題の抽出に力点があるように構成されていることが明確になってきた。無理がある。顧客目線で問題を拾うようにしなければ歪んだデータしか取れない。例えば、顧客サポートの一環としてコールセンターやお客様相談部門はあるが全く言及されていない。テレビのCM枠を使った情報提供やWEBサイトあるいは電子メールなどによる情報提供についても言及がない。顧客はどこに何を期待しているかを把握しないでディーラーだけ釣り上げても適切なメッセージが拾える訳がない。

リコールの案内はディーラーからと決めつけて設問を用意している。フォルクスワーゲンの時も神戸製鋼の時も客はメーカーからのメッセージを期待しているのに全く放置されている。メーカーの情報サービス、広報などもアンケートのスパンに入って来なくては不自然。ディーラーの努力は高く評価できるが、メーカーの取り組みが不十分。結局、メーカーの怠慢に対する不満が残ることになる。(トラブルのニュースは直ぐに全国に伝わる。ディーラーの対応は最後。その間をメーカー/本社が埋めなければいけないが、マツダ本社は何もしない。)

オプション商品販売についてもディーラーの努力の前にメーカーとして魅力的なものが用意できているか問うべきだ。

回答の満足、不満足はそれぞれ理由が大事なのに、回答を単純化させると統計処理は簡単でいいけど、それって結局使えない統計データで終わりそうだ。

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再度再開。

冷たい設問の印象が強い。機械的に何かを選択させている。WEBだとこうなるのかな。その設問の意図を記載しておけば、そういうことなら回答はこうなると是正も可能だが、木で鼻を括る設問を並べては生きた情報は拾えないのではないか。

ディーラーからのコンタクト頻度が適正かどうか。必要な連絡はしてくれないと困るし、不要不急は少なくて構わない。どのように層別されて連絡しているか全体像を示すことが不可欠。「丁度よい」なんて誰が判断できるのだろう。感性・感覚的に煩くもないし無視もされていないから丁度良いくらいだと答えて欲しいのかな。

例えば、月1回の連絡で丁度良い人、半年で1回で丁度良い人、いろいろある。丁度良い人が7割でしたとデータが出たところで結局コンタクト頻度はどうするんだろう。

担当スタッフは設問に対するシミュレーションさえやっていないのではないか。ひょっとして例の小西氏と同じ部署?。トラブルの報告があってもディーラーに転送して済ますだけの無責任な部署ならアンケートも委託先に丸投げかも知れない。(トラブル発生をインプットしたら小西氏から電話があったが、対応は御社の標準のやり方でお願いしますと言ったら、その答えが担当ディーラー丸投げだったことには驚いた。)

いつ店舗に来るかの設問、どういう意味があるの?。目的を示すべきだ。この回答の意味することは顧客のウォンツの反映したものか、ディーラーの事情を反映したものか、どのように分析するつもりだろう。アンケートを取る側の意図を明示することも大事なのに。

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リ・ラン

プレチェックしてからスルーで回答してみた。あまり考えないで記入しても35分掛かった。自由記入欄は殆ど記入しない。真面目に考えてやると1時間は十分かかりそうだ。

記名式アンケートだからシビアに回答するとディーラー担当スタッフに迷惑を掛けることになる。自由記入内容は販売会社への開示の有無を確認していたが、いずれにしても情報は流れると考えるべきだろう。

こんなやり方では正しいデータ収集は難しい。

全体の印象はディーラーの問題あるいは課題を抽出する内容のアンケートだが、満足度は車そのものの出来、メーカーとしてのサポート体制の出来なども総合して形成されるものだから、全く不十分な印象を受ける。重要なビジネスファクターの一つであるリピート率に繋がる設問が最後に出てくるが、その回答はディーラーの良し悪し以上に車の魅力度に左右されるので違和感がある。営業努力で客を繋ぎ留めなさいと言うのだろうか。

期待するところがあって最後までやってみた。

担当者の年度報告書にアンケート実施を実績として記載できるが、会社にとって有意義なメッセージ抽出は難しいだろう。アンケート結果報告書は通り一遍の分かり切ったことを並べて終わるかも知れない。

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  1. ディーラーの課題抽出を主たる目的とする調査の一つと判断できる内容のアンケートだった。マツダ全体の中でディーラーにどのような役割を担わせるかは機能設計の問題だがそれが適切だったかどうかを考慮するとこのような縦割りのアンケートは有効性の低いものにならざるを得ない。
  2. マツダはトラブルが出るとディーラーに振って終わりにする。マツダに限ったことではなく多くの有名企業が同じ傾向を持つが、トラブルが飛び込んできても本社は火の粉を払うだけ。本社には積極的にトラブルを受け止める姿勢がない。マツダのお客様相談センター(小西氏)は明確に情報を受け止めることを拒否していたが、こんな後ろ向きは他社では考えにくい。経営者がカメラの前で格好いいことを言っても次の日には本社現場が黒く塗りつぶしている。このアンケートもお客様目線が徹底されていない悪い事例になるだろう。本社の情報サービス、顧客サポートも一体で実態把握に努めるべきではないか。
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  • コストを掛けないWEB方式でサンプル数を増やしても有効なメッセージを拾えない。
  • ディーラーは顧客と面と向かうから自ら改善に取り組もうとするが、本社のサポートスタッフはディーラーの陰に隠れて逃げ回る。ディーラーの問題は局所的だが本社の問題が全国に影響する。このアンケートは本社部門の問題こそ拾えなければ価値は低い。 
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  • アンケートが終了してから既に半年を経過している。結果については何のフィードバックもない。企業秘密を流す必要は全くないが、差支えのない範囲で、何らかのフィードバックをすることは顧客サービスになることを理解できないのだろう。
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安全性能はもっとも重要!品質の「見える化」も重要!


安全性能はもっとも重要!品質の「見える化」も重要!

マツダの地味な取り組みの成果が見える形になるのは素晴らしい!。

デザインとかエンジンとかばかりが目立つが地味な取り組みに光が当たるのは良いことだ。デザインとエンジンは話題になるものの、自動車好きの人には重大関心事に違いないから止むを得ないが、あまり変わり映えしないようにしか見えない。

デザイナーやエンジニアの自己満足?。

マツダは出来ること・やりたいことばかりに取り組まないで、必要なこと・やらなければいけないことに取り組んで欲しい。最優先でマツコネ関連の修復に取り組んで欲しい。既存のマツコネを取り外して普通のカーナビを取り付けられる追加オプションを提供して欲しい。

マツダのビジネスモデルはニューカスタマーとリピートカスタマーとどちらに力点を置いているか興味深い。

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http://news.livedoor.com/article/detail/13897671/

NASVAが「ファイブスター賞」を獲得した人気SUV「C‐HR」「CX-5」の衝突試験映像を公開!

2017年11月16日 8時3分

clicccar(クリッカー)

独立行政法人 自動車事故対策機構(NASVA)では日本版自動車アセスメント「JNCAP」(Japan New Car Assessment Program)として、実車衝突試験に基づいた車種別衝突安全性評価を行なっています。


中でも「オフセット前面衝突試験」は、フルラップ前面衝突試験(正面衝突)よりも実社会で発生率が高い事故形態を模した試験として注目されています。その評価方法としては、運転席と後部座席にダミー人形を乗せた試験車を、時速64km/hで相手車両に見立てたアルミハニ力ム材に運転席側の一部(オーバーラップ率40%)を前面衝突させます。

「フルラップ前面衝突試験」が主に乗員を保護する拘束装置(エアバッグ、シートベルトなど)を評価するのに適しているのに対し、同試験では衝撃を車体の一部で受けるため車体変形が大きく、変形による乗員への加害性の評価に適しています。

そうしたなか、人気のSUV、トヨタ「C-HR」とマツダ「CX-5」を使った「オフセット前面衝突試験」が先頃実施され、その様子が動画で公開されました。

運転席、助手席のSRSエアバッグの他、側面天井から出るSRSカーテンシールドエアバッグが作動する様子がスロー映像で確認でき、ダミーの動き等から衝突時に発生するエネルギーの凄まじさを実感させます。

■トヨタ C-HR オフセット前面衝突試験



■マツダ CX-5 オフセット前面衝突試験


今回の2台は衝突時のエアバッグ作動により、ドライバーがステアリングに顔面を打ち付けることも無く、脚部の損傷も無い事から、総合評価で「ファイブスター賞」を獲得しました。こうした評価はもちろん軽自動車でも実施されており、人気のホンダ「N‐BOX」の衝突の様子も公開されています。

■ホンダ N‐BOX オフセット前面衝突試験


軽自動車はその名のとおり、普通乗用車に比べて車体が軽いことから、衝突時に激しく側方へ飛ぶことになりますが、これは致し方無いところ。

ちなみにファイブスター賞は、「フルラップ前面衝突試験」、「オフセット前面衝突試験」、「側面衝突試験」、「後面衝突頚部保護性能試験」、「歩行者頭部保護性能試験」、「歩行者脚部保護性能試験」における総合得点170点以上が獲得条件となっており、両車共に優秀な試験結果であることが判ります。

マイカーを購入する際は、NASVAが公開しているこれらの衝突試験結果も踏まえて安全性の高いクルマを選択したいものです。

(Avanti Yasunori・画像:NASVA)

【関連リンク】

NASVA(独立行政法人 自動車事故対策機構)
http://www.nasva.go.jp/index.html

NASVAが「ファイブスター賞」を獲得した人気SUV「C‐HR」「CX-5」の衝突試験映像を公開!(http://clicccar.com/2017/11/16/532227/)

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生き残り戦略でマツダは何を残すのか?

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生き残り戦略でマツダは何を残すのか?

マツダの新型エンジンの話題に事欠かない昨今だがタイムスケジュールが見え始めたらワクワクしないではいられないのはマツダファンには共通のことかもしれない。スカイアクティブXのスペック例は既に公表されているのだろうか。分厚いトルクを維持したままディーゼルのザラザラしたノイズから解放されるなら誰もが飛びつくことだろう。

新しいメカニズムはしかし壮大な実験ともいえる。本当の品質が確保確立までに時間が掛かると化石燃料エンジンと一括りで市場から追い払われてしまう。恐らく2020年~2030年の10年間前後が黄金期になる可能性を持つのではないか。

トヨタとの提携は色々な見方が出来る。マツダが力を入れているスポーツドライブニッチ市場はトヨタ社長も魅力を感じているエリアだが、あくまでもニッチ市場でしかない。大きな図体を養うことは出来ない。趣味的であればあるほど馬鹿売れすることはない。それでもイメージリーダーが存在することで売り上げ全体を底上げできる事実もある。

コモンアーキテクチャーは技術セットによる一括企画。マツダにとっては世代企画だろうが、トヨタにとっては事業エリア毎に複数存在することになる。この辺のノウハウは必要だったかもしれない。しかし特別なことはない。そういう発想をできなかっただけのことだ。

問題はEV領域。ハイブリッドでEVの入り口に先行したトヨタは下手すると周回遅れに遭うかもしれない。クレージーにも見える水素エンジンに走ったのは経営判断ミス。実験プロジェクトで十分だった。ハイブリッドとEVの間の距離を読み違えた。

マツダにEVを期待する人はいないし実際に世間に出せるようなものは何一つないかも知れない。言い過ぎたかな。スポーツドライブ向けEVを検討しているようだ。しかし、マツダ技術陣ではメカ屋が王様だから他は陰でこそこそやるしかない。予算も少ない。

スカイアクティブEがトヨタと共同で実現する技術セットベースの新世代EVというのが答え。2020年代の何処かで市場導入できれば成功かな。マツダの電装はデンソー(トヨタ系)に殆ど依存しているので

もっと問題はIT領域。マツダのIT領域が業界最低と言うことはマツコネを実際に使用すれば誰でも分かることだ。これは1社でどうにかできるものでもなさそうだ。というより日本企業の弱いところ。少なくとも国内標準の確立は急がれるのに、コンソシアムの存在も活動もよく分からない。国際協調によるデファクト確立が先行するかも知れない。

まあ言うほど生き残り戦略など簡単ではなさそうだ。

マツダの生き残り戦略でマツダは何を残すのだろうか?


某家電メーカーは経営者の地位安泰だった。別のメーカーでは従業員の雇用継続。規模拡大を狙わずセグメントの中で生き延びるメーカーもいる。マツダとはないか厳しく問われる時代に来ているとも言えそうだ。コアコンピタンスたるエンジンメーカーの強みが足元から崩れるかも知れない時代を今年の新入社員は確実に目にすることになる。

マツコネ戦略を再構築するあるまい。失敗を認めないで再構築はない。中途半端な妥協で今は最低の状態。初志貫徹。

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http://president.jp/articles/-/23400

マツダが決断した2つの「生き残り戦略」
トヨタとの資本提携は吉と出るか

企業経営 2017.11.3

    福田 俊之

    経済ジャーナリスト 福田 俊之

    PRESIDENT 2017年10月16日号

「“負け嫌い”同士が集まった」

自動車産業を巡る市場環境が急激に様変わりしている中、マツダの小飼雅道社長が相次いで決断した2つの「生き残り戦略」が注目されている。

1つはトヨタ自動車との資本提携。経営の自主性を尊重しながらもお互いに株式を持ち合うことで、電気自動車(EV)などの次世代技術の共同開発や米国での新工場の建設を円滑に進めるためだ。

小飼社長も「“負け嫌い”同士が集まり、相互に刺激を与えながら、イノベーション(技術革新)をリードして、クルマファンの拡大に寄与したい」と述べて「それにはトヨタとの協業が不可欠で、中長期的で継続的な提携に持っていくことが必要」と強調する。
次世代エンジンの投入計画を発表



マツダ社長 小飼雅道氏(AFLO=写真)

そして、もう1つの決断は、得意分野のエンジン技術の向上に磨きをかける「長期ビジョン」を打ち出したこと。

この先もしばらく動力源はガソリンやディーゼルなど内燃機関が主流とみて、その抜本的な改善に取り組むことが温室効果ガスの削減に最も効果的だと判断。世界初の高度な燃焼技術で燃費性能を現行より3割ほど高めた次世代エンジンの「SKYACTIV-Ⅹ」を2019年に投入する計画も発表した。

小飼社長は「燃費はガソリンエンジンとして世界一」と太鼓判を押す。

マツダは20年に創立100周年を迎える。世界的な環境規制の強化でクルマの電動化に向けた技術開発の流れは加速しているが、次の100年に向けて持続的成長を目指しながら「ぶれない経営」を貫けるか。就任5年目、強い信念と使命感に燃える小飼社長の突進力が改めて試される。
マツダ社長 小飼雅道(こがい・まさみち)
1954年生まれ。77年東北大工学部卒、東洋工業(現マツダ)入社。主に生産畑を歩む。タイのオートアライアンス社長、マツダ専務などを経て2013年から現職。


(写真=AFLO)


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驚愕の神戸製鋼品質偽装問題だが自分のCX-5は大丈夫か?

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驚愕の神戸製鋼品質偽装問題だが自分のCX-5は大丈夫か?
神戸製鋼の鋼板強度品質が改ざんされたものだったというニュースで衝撃が走ったが、果たしてマツダも無関係でない旨のニュースまでも飛び込んできた。品質偽装の時期及び範囲などの全容はいずれ明らかになると思われるが、マツダユーザーとしては自分の車は大丈夫なのかどうかを早く知りたいところだ。

リコールの原因がこの問題だったら大変なことになる。リスクおよびインパクトを調査確認するだけでもマツダは余計な負担を強いられることになる。

2年ほど前にVWディーゼルエンジンの排ガス不正処理が問題になった時に日本車は大丈夫かと大騒ぎになったことがあるが、その時もマツダのディーゼル車オーナーは心配になった筈。記憶は定かでないが、マツダとして問題はないという明確なコメント、説明会見はなかったのではないか。少なくともディーラーに問い合わせても回答はなかった。マツダ本社の広報が十分機能していなかった。

今回もマツダは一日も早く、リスクの有無、対応が必要ならそのプランなどについて適切な形で案内して欲しいところだ。(ホームページの何処かに記載して済ますのは不十分。)

実際のリスク検証はとても煩雑なそれでいて仕様部位によっては緻密さを求められるものになるが、時間もコストも掛かる迷惑な問題だ。自動車の設計時に強度にも一定のアローアンスを作ってあるからそれを飛び越えていなければ問題なしと言うのかな。

もっと厄介なのは劣化時の強度。品質劣化が早まることによる費用負担は誰が持つのか。複合的な故障などでは原因特定は難しいから普通にパーツ交換するだろうが、神戸製鋼は知らん顔をするだろう。マツダお面倒だから原因特定などしない。 ユーザーは、最近やたら故障するな、買い替え時期かな、と思ってやり過ごすかな。

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神戸製鋼のしでかしたことは完全な犯罪。しかも極悪犯罪だ。材料強度は製造業や建設業に幅広く影響するものでインフラ自体の強度を損なうものだ。輸送機械(自動車、鉄道、飛行機、船舶、ロケット)においては深刻な事態になりかねない。輸出していたらとんでもない損害賠償事案にされかねない。医療分野の懸念する領域だ。

今後の推移によってはこの会社は倒産する。株価下落も半端じゃないだろう。また中国企業に乗っ取られていくのだろうか。意図的にカラ売りに入る人もいるだろう。
  • ヤフーファイナンス:
  1. https://stocks.finance.yahoo.co.jp/stocks/detail/?code=5406.T
  2. 10/06終値:1,368
  3. 10/12終値:882
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http://www.asahi.com/articles/ASKB95FQ4KB9ULFA001.html

日産・マツダ・スバル、神鋼の強度偽装部品を使用

木村聡史

2017年10月9日23時08分




記者会見で製品のデータ改ざんを謝罪する神戸製鋼所の梅原尚人副社長(左)ら=8日、東京都港区

 神戸製鋼所がアルミニウム製品の強度などを偽装して出荷していた問題で、主要顧客である自動車メーカーが9日、問題のアルミ製品を自社で使っていたと相次いで明らかにした。安全性への影響を確認中という。

    神戸製鋼、アルミ部品など強度改ざん 200社に出荷

 日産自動車とマツダは自動車に、スバルは自動車と航空機で使っていた。日産はボンネットとドアで使われていることを確認。ほか2社も具体的な車種やどの部分に使われていたか確認を急いでおり、「製品を使っているお客様の安全を最優先に対応していく」(スバル広報部)などと説明している。

 9日夜の時点で、強度不足による不具合は確認されていない。ただ、今後の調査で安全基準を満たしていない点が見つかれば、リコール(回収・無償修理)を国土交通省に届け出ることになる。

 神戸製鋼は8日、アルミ製品などで強度偽装があったと発表したが、納入先は公表していない。8日にはトヨタ自動車が自社の自動車に採用していたと明らかにしている。(木村聡史)


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事業継続管理

今回の事案は結局大山鳴動で終わるかも知れないが、う~む。マツダのマネジメント品質に疑問を持つようになってから色々考えさせられること少なくない。

事業継続管理の範疇に入る問題に対するマツダの取り組みはVW排ガス不正で不十分なレベルと判明したが約2年経過した今回の対応を見れば何か改善されたか判断できるので興味深い。

とは言え今回の神戸製鋼事件は影響範囲が広すぎる。それくらい技術の根っ子の問題だから想定外の企業が大半かも知れない。保険を取るとマルチベンダー、マルチアプローチ、などの常道になるがコストへのインパクトは厳しい。

#マツダはマツコネのシングルアプローチの愚かさに気づいて、反省して、対策を作ってさっさと発表しなさい。


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マツダの広報?>

2017/11/25現在、マツダのWEBサイトを見ても神戸製鋼に関連した案内は確認できない。

VWのディーゼル燃費不正事件の時も適切な広報は行われなかった。深部記者の問いかけには答えていたかもしれないがユーザー向けの情報サービスは殆どなかった。本当ならマツダの真摯な取り組みをアピールできるチャンスだったのに無為にしてしまった。

マツダはリピーターを大切にしたいと表向きは言っているが実際にユーザー向けにはメルマガ一つ流してきていないお粗末さ。販売会社が頑張る形だ。OpCoには限界がある。コーポレートとしての広報、メーカーとしての広報は必要。

まさかとは思うがユーザー向け広報も例の小西氏の部署なら期待する方が無理か。

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ツィッター(Twitter)のマツダ広報
マツダって広報機能の設定が少し違っているね。宣伝機能と混乱していないか。オフィシャルステートメントの雰囲気がない。VW問題もKOBELCO問題も社長会見でだすようなメッセージは広報のスパンで整理されていて欲しいものだ。ツィッター上の広報は企業の社会的責任の観点で捉えるとどうでも良いことばかり並んでいる。

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マツダCX-5はユーロNCAP最高評価



マツダCX-5はユーロNCAP最高評価

また勲章が増えたのかな。ユーロNCAP最高評価とのこと。海外でも評価の高いCX5を喜ぶべきだが旧モデル乗りには若干微妙なところがある。
  1. ヨーロッパの自動車安全テストプログラム。新車導入時にこのテストを受ける。
  2. この手の評価プログラムには当然のようにマツコネの類は入ってこない。 ユーザビリティ評価プログラムはどこで検討されているのだろうね。自動運転の時代には間違いなく重要なものになる筈。
  3. 話を安全に戻すと、韓国製の車でも五つ星がもらえるのだから、この基準とその運用についてはもう少し理解を深めないといけないだろう。
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http://levolant-boost.com/2017/10/06/47252/

2017/10/06 19:10

ユーロNCAPが最新評価結果を発表
マツダCX-5、メルセデス・ベンツCクラスカブリオレなどが最高評価に
メルセデス・ベンツCクラスカブリオレはオープントップゆえ、ルーフ部の強度不足がもたらした後部座席小児への影響はマイナス評価。しかしトータルで見れば文句なしの5つ星

    AUTHOR : LE VOLANT BOOST編集部

    メルセデス・ベンツCクラスカブリオレはオープントップゆえ、ルーフ部の強度不足がもたらした後部座席小児への影響はマイナス評価。しかしトータルで見れば文句なしの5つ星

先進安全機能の有効性を認めながらも、
衝突時の乗員保護の基本は忘れてはならないとコメント

9月初めにユーロNCAPが新たな評価結果を公表。9車種のテストを行い、メルセデス・ベンツCクラスカブリオレ、ジープ・コンパス、マツダCX-5、ルノー・コレオス、フォード・フィエスタ、オペル・グランドランドXの5車種が最高評価の5つ星を獲得。オペル/ボクゾールの電気自動車(EV)であるアンペラ-eは4つ星、キア・リオとキア・ピカントの標準車は3つ星ながら、ピカントの先進安全機能装備車は4つ星と評価アップを果たしている。
 


※各カテゴリーの評価は満点に対する達成率を表示。*はオプションの先進安全機能搭載車

今回、ユーロNCAPは先進安全機能の有効性を認めながらも、衝突時の乗員保護の基本は忘れてはならないとコメント。ジープ・コンパスは側面ポール衝突試験でダミーの傷害値が高く、Cクラスカブリオレはサイドエアバッグのカバー範囲が狭くて後席の小児ダミーが屋根のフレームに干渉したと指摘。5つ星を獲得したクルマもまだ改善の余地がある。

マツダCX-5はレーンキープサポートがオプション設定だったことで安全装備がやや低い評価となったが、乗員保護に関してはキャビンの保護性能、シートのムチ打ち防止機能ともに高評価で、今回の最高得点を得ている。なお、キアの2車は標準仕様ではともに3つ星と評価が低く、現在において先進安全機能の搭載が欠かせないことを物語っている。

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久し振りにマツコネ(カーナビ)を使ったら

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久し振りにマツコネ(カーナビ)を使ったら

クルマにあまり乗らなくなったので、本当に久しぶりに出先でマツコネ(カーナビ)を使った。知らない道では使えない、予め下調べをしないと使えない、という不安は的中。割と近くにある施設だからマツコネもこんなところでミスはしないだろうと思ったら油断大敵。

先ず1キロ引き返す、その後左折を3回繰り返す。またやってくれたなという思いだ。後で地図を見ると、四角形の一辺を行けば済むところを三辺を行かされたようなもの。いくら燃費が良くても、3倍走らされたら意味ないでしょう。エンジン始動から本当にレディになるまでタイムロスが半端じゃない。

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変な例え。絶世の美人がいたとして会話をしたら超おバカと分かったら興ざめは必至。頭の悪い魂動デザインってそんなイメージ。返って残念では?。

さっさと、マツコネを取り外すオプションを提供して欲しい。

魂動デザインの秀逸さは既に誰も理解しているのだからこれ以上弄り倒さないで、問題のまま放置されているマツコネを何とかしてくれ。

ドライビリティとかデザインは当たり前品質で直ぐになれるが、マツコネの馬鹿になれることは全くない。

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ラジオも周波数表示が出たりでなかったり。表示された周波数も同じようなものが幾つも並ぶだけで煩雑。運転しながら選択できる代物ではない。

マツダはマツコネを素人のベンチャーに放り投げているだけではないか。デザインとかメカとかのポジションが強く、情報系の意見は無視されているのだろう。だからいつまで経ってもマツコネの改善は進まない。

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(翌日は)

テレビが受信不能になった。数分前にチューニングしたばかりなのに。再度チューニングをやり直したら映った。

ラジオはプリセットテーブルで地域対応しているのにテレビは毎回現況確認するアプローチ。チューニング時間が半端じゃないことを考えればバックグラウンドで先取りチューニングでもやれば立派だけど、情報系のリソースを絞り過ぎてできないのかスペックが作れないのか。

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検索回避設定

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マツダ関係者で無い人のアクセスが増えてきたので検索回避のための設定を行った。検索ロボットはスルーしてくれる筈。
  • レビュー
初期型CX-5の話題は歴史の奥に収められつつある時期に来ていることを踏まえれば記事の追加も極めて限定的になるだろう。

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(追記2017/10/04)

効果覿面。アクセスが止まった。 検索DBのキャッシュが消えたらランクが下がるだろうから設定を通常に戻しても余計なアクセスは来ないだろう。(10/06設定戻し)

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「点検のお知らせ」(法廷12ヵ月点検)が届いた

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「点検のお知らせ」(法廷12ヵ月点検)が届いた
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  1. 車が変わると品質がこれほど変わるのかと思う程にCX-5は絶好調。この1年は殆どノートラブル。有難いことです。自動車のノートラブルは期待値としては当たり前のことですが、トラブルフリーの有難みをこれほど感じたことはなかった。
  2. 絶好調の現行CX-5も今年は利用機会が大幅に減っているのは残念。品質もタイムリーを要求されるようだ。
  3. 前のCX-5は印象としてはトラブルの宝庫で毎月のようにディーラーに車を持って行ったり代車をお借りしたりである意味では貴重な経験をさせてもらった。それでも1年ぐらいで品質も落ち着いてきたようには思うが、何かの実験台にされたような後味の悪さが残ったのは残念。既に過去の話で記憶も徐々に希薄になってきてしまった。
  4. 品質は現場で真実が示されるが、現場を泣かすのも笑わすのもメーカーの責任が大きいと改めて確認できた。
マツコネのバージョンアップ
  • マツコネのバージョンアップは品質の出来栄えによらず発生するものだが、定期点検時にディーラー側でやって欲しい。その辺の改善の有無は確認したい。
  • ネットワークセキュリティの関連で出来ないとしたら残念。オフラインPCを利用すれば簡単に対応できる。
  • マツコネの新バージョンリリースの案内も届いたことがない(見損じ?)が、どうしても情報領域は対応が今一の印象になる。 
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※日程未定ながら、10月中に機会を作って、なんとか点検をお願いできれば有り難い。

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マツコネのバージョンアップ(再度)
  1. マツダに限らず自動車業界全体の傾向かも知れないが、メーカー責任はハードウエア、メカニズム、電装など自動車の持つ基本構成については徹底される。確実なメンテナンスが実施される。
  2. ところが、ソフトウエア、ユーザビリティ、操作性、快適性能に仕分けしてしまったものは、メンテナンスについて消極的。パソコンやソフトメーカーのメンテナンス(バージョンアップ等)は責任を持って開発され届けられる。
  3. 両者のギャップは今時のユーザーは強く感じられるかもしれない。これからの車はソフトウエアの比率が増えていくからギャップ感も相当になりかねない。自動車屋はソフトウエア屋になる時代だ。マツコネ(マツダコネクト)はそういった時代を先取りしていた筈なのに、メンテナンスを確実にユーザーに届ける工夫は今一。ディーラー任せ、ユーザー任せ。これがマツダの品質ポリシーだとしたら時代を先取りどころか取り残されている状態に見えてしまう。 
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http://mazda.map-update.jp/

マツダのサイトを探すと漸く該当ページと思われるページに行き当たる。2016年 秋版とあるが、これが自分の車のバージョンアップに該当するのか既に登録されているのかよく分からない。

探せばバージョンの確認方法もあるのだろうが、例えばVersion x.xと記載がないのは違和感。まさか年度と季節でバージョン表記などしていないだろうね。

それ以前に自分の車のマツコネの型式を確認する方法が分からない。

何でもPDFというのも困るな。結局文書を読み込まなければいけなくなるのは面倒限りなし。

自動車会社にコンピューター会社やソフトウエア会社のレベルを要求するのは難しいかも知れないがお座成りに感じる。サイト設計運用のポリシーがどのようなものかも分からない。

WEBサイトだって一つのコクピットと理解して作って欲しいものだ。

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CX-8はCX-5の不満を解消できたか?新市場を獲得できるか?



CX-8はCX-5の不満を解消できたか?新市場を獲得できるか?
新型CX8発表を受けてCX5との比較記事が送られてきたが、なかなか良く纏まっていて分かり易くて上出来だ。是非オリジナルのサイトで全体を一読することをお奨めしたい。

CX8はCX5乗りとしても興味は尽きない。なかなかの押し出しで実際に自分で試乗できれば更に印象は深まると思う。

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サイズ/デザイン:
  1. 最大のポイントはCX5の弱点、コンセプトの違いだから弱点という程でもないが、カーゴスペースに余裕が出来たこと。CX5は図体の割にカーゴスペースが窮屈。CX8なら長旅に耐えるだろう。外側は曲面デザインでも良いが内側はスペースユーティリティの追及を徹底して欲しい。この辺はホンダ、トヨタの得意なところ。
  2. 車幅が1840はちょっと苦しい。スバルOUTBACKと同じになってしまった。車長が伸びて車幅も広がると駐車スペースは相当制約を受ける懸念。自動駐車などのサポートがあるのかもしれない。
  3. 視界はCX5初期モデルに近い印象(視界はあまりよくない?)。右前方のピラーが特に気になる。
  4. デザインは少し先祖返りしたかな。CX5初期モデルの印象に近い。全体のバランスはとてもいい。フロントグリルは再び横ライン。いつまで行ったり来たりしているのかな。いつまで経っても顔をやり直すって変だね。コモンアーキテクチャーコンセプトが泣いているかも。
  5. 風切り音の押さえ込みがどの程度できているかも気になる。安定感のある素晴らしいデザインだから相当の改善を期待したい。クルージング時品質へのケアが弱いと残念な結果に終わるかも知れない。
駆動系:
  1. エンジンのリファイン、チューニングは継続して実施されている模様。地味だけど大事なことだ。見えない進化は好感が持てる。
  2. トランスミッションはよく分からない。高速クルージングに相応しいチューニングになっているか重要なポイントだがサイトをチェックしても説明がないので不安。
  3. 先日発表された新しいエンジンが搭載されたら面白いだろうな。これは是非やって欲しい。
情報系:
  1. 問題のマツコネに関する説明が落ちている。いつものことだが自動車評論家って情報系に関心のない人が多いね。だから情報系の内容は殆ど参考にならない。
  2. 情報系、IT系は幅が広くて仕訳もできないが、業界全体の課題という側面もあって、苦労はまだまだ続きそう。そろそろマツコネフリー、マツダフリーと言った更に進化させたポリシーを導入すべきだろう。
安全制御:
  1. 日産のようなインパクト(宣伝上手)はないが 着実に改善しているようだ。
  2. この手の車は自動運転へのアプローチも大事。どの程度の準備を積み上げているか気になるところだ。
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結局、この車は中途半端な派生商品に見えるが、CX5を物足りなく思っていたユーザーには熱烈に支持されるだろう。ファミリー層でも一味違うカーライフを求めるユーザーにも多く支持されるのではないか。新しい市場(目論見?)を獲得できるかどうかは疑問が残る。

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https://carview.yahoo.co.jp/article/column/20170919-05000356-autocone/

http://autoc-one.jp/news/5000169/

 自動車ニュース 2017/9/14 17:37

マツダ 新型CX-8とCX-5が激似!?どこが違うか画像で比較してみた!


左:CX-5/右:CX-8

マツダから、クロスオーバーSUVの新型CX-8が12月14日より販売開始されます。

新型CX-8は、マツダの国内向け新世代商品として初めて3列シートを採用したモデルで、同社の国内市場向けSUVラインナップの中では最上位モデルに位置付けられています。

一見すると、新型CX-8はCX-5がちょっと大きくなったように見えるのですが、具体的にどこが異なっているのか、画像で比較してみます。

フロントビュー

新型CX-8とCX-5は、「魂動(こどう)デザイン」と呼ばれるマツダのデザインテーマをもとにしたSUVということもあり、非常によく似ています。

しかしよく見ると、グリルの内側が異なり、CX-5はメッシュ状になっているのに対し、CX-8はシルバー加飾のバーが左右に入っているのが最大の相違点です。

全幅はCX-8・CX-5ともに1840mmとなります。

▼新型CX-8
 


▼CX-5

リアビュー

リアビューでは、CX-8はリアコンビネーションランプを包み込むようにメッキ加飾が取り付けられています。

マツダのエンブレムは、CX-8ではメッキ加飾の下に取り付けられているのに対し、CX-5では左右のテールランプを結んだラインの中央に配置されています。

さらに、リアゲート周りの形状も、少し違っています。

なお、CX-8の全高は1730mmで、1690mmのCX-5より40mm高くなっています。

また、新型CX-8は、オプションのトレーラーヒッチを付ければ、750kg以下のキャンピングトレーラーなどをトーイング(けん引)することができます。



▼新型CX-8

▼CX-5

サイドビュー

CX-8とCX-5をサイドから見ると、フロントのデザインのような違いはほとんどありませんが、後ろに行くに従って違いが見えてきます。

一番違うのは全長で、CX-5の4545mmに対し、CX-8が4900mmと、355mm長くなりました。新型CX-8はホイールベースも230mm長く、その分が3列目シートになったと考えてもよいでしょう。

また、3列目のあり/なしで、ルーフの高さも異なっているのがわかります。

▼左:CX-5/右:新型CX-8

CX-8・CX-5を画像で比較/インテリア


インパネのデザインは基本的に同じですが、CX-8の1列目中央に装着されるアームレスト付きコンソールボックスが左右に開くタイプになります(CX-5は持ち上げるタイプ)

新型CX-8は、6人乗りは2列目がキャプテンシートの2席、7人乗りは2列目がベンチシートの3席となり、2列目シートはスライド&リクライニング機構を備えています。これにより3列目シートへの乗り降りもしやしくなっています。

なお、CX-5は5人乗りとなります。


▼新型CX-8


▼CX-5


▼新型CX-8の3列目シート

画像を見比べてみても、CX-8とCX-はよく似ています。新型CX-8はCX-5の兄貴分的なモデルだということがわかっていただけましたか?

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http://president.jp/articles/-/23215

それでもマツダがディーゼルで攻める理由
 

新型「CX-8」にみせる絶対の自信

企業経営 2017.10.3

    山田 清志

    ジャーナリスト 山田 清志

    PRESIDENT Online

9月14日、マツダは新型SUV「CX-8」を発表した。その動力源はディーゼルエンジンのみ。環境規制の強化などでディーゼル車に逆風が吹くなか、なぜディーゼルのみで勝負するのか。そこには自社開発のエンジンに対する絶対の自信が込められていた――。
ミニバンに変わる新たな市場の創造を

マツダは9月14日、新型SUV「CX-8」の発表会を開いた。マツダのSUVは「CX-3」「CX-5」に続く3車種目。価格は税込み319万6800円~419万400円で、同社で最上位のSUVとなる。3列シートで最大7人乗り。発売日は12月14日で、月販1200台を目指す。
 

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 マツダは新型SUV「CX-8」を発表した。

「日本での多人数乗用車はミニバンを中心に構成されてきた。しかし、お客さまがミニバンから2列あるいは3列シートのSUVに徐々にシフトする傾向が出てきている。CX-8によって、ミニバンに変わる新しい市場の創造に挑戦したい」(マツダ・小飼雅道社長

ここで注目したいのは、この新型車には「ディーゼルエンジン」のモデルしか用意されていない点だ。ディーゼル車は、今や世界で“悪者”として扱われている。発端は2015年、ドイツ自動車大手フォルクスワーゲン(VW)の排ガス不正だった。世界中で販売していた約1100万台のディーゼル車について、窒素酸化物(NOx)の排出量を不正に操作していたことが発覚。その後、排ガス不正疑惑は、ほかのメーカーのディーゼル車にも飛び火した。

「クリーンディーゼル」への信頼が揺らいだ結果、加速したのが電気自動車(EV)へのシフトだ。今年の夏には、英国とフランスが2040年をメドにエンジン車の販売を禁止する方針を発表。中国も同様の検討に入っていると報じられている。また、スウェーデンのボルボは7月初めに19年以降発売する全モデルにモーターを搭載すると発表し、「エンジンだけで走る車の終焉」をアピールしている。

そんななか、マツダはなぜディーゼルエンジンだけのCX-8を発売するのか。そこには自社開発のディーゼルエンジンに対する絶対の自信がみえる。

マツダはこの8月、技術開発の長期ビジョンを発表した。そこで打ち出したのは「Well to Wheel」という考え方だ。これは油田(=Well)から原油を採掘、精製し、軽油やガソリンとしてクルマの燃料(=Wheel)として使うまでの全プロセスで、「二酸化炭素(CO2)の排出量」をとらえるものだ。

たとえばEVであれば、クルマからはCO2を出さないが、モーターを動かす電気の発電ではCO2を排出する可能性がある。もし石炭火力発電所で発電した電気を使うのであれば、EVの利用が増えることで、CO2が増加する可能性はある。

エンジンをつかえばCO2は出てしまうが、ガソリン車にくらべて、ディーゼル車はCO2の排出量が少ない。おまけに、ディーゼル車は、今のところEVや燃料電池車(FCV)よりも製造コストが安い。新興国などでは、まだ電力供給が不十分な地域も多く、EVの普及は現実的ではない。そこで利用されるクルマは、CO2を考えれば、ガソリン車よりディーゼル車のほうがいいだろう。

「2035年時点では、ハイブリッド車も含めてクルマの約85%に内燃機関が使われているという予測がある。新興国などインフラ整備が遅れている地域では、引き続きディーゼルなどの内燃機関の活用が必要になるだろう」(小飼社長

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http://president.jp/articles/-/23215?page=2

生き残るために独自の技術を磨く

問題は「排ガス不正」の温床にもなった窒素酸化物(NOx)などの有害物質だ。多くの自動車メーカーはマフラーに装置を付けて有害物質を浄化している。こうした浄化装置は「後処理工程」とも呼ばれる。これに対して、マツダは、エンジンに燃料を噴射するメカニズムを改良し、後処理工程なしに排ガスを浄化する技術を開発した。装置がなければ、価格も安くできる。

マツダはディーゼルエンジンに自信があったからこそ、CX-8ではディーゼル車だけで勝負に出た。今回、次世代技術「スカイアクティブD2.2」をさらに改良。最高出力や最大トルクをパワーアップさせたうえで、燃費も向上させることに成功した。燃料満タン(72リットル)での航続距離は1137km。東京から九州まで走ることができるそうだ。

開発責任者の松岡英樹主査は、「多人数SUVでも、ディーゼルならではの立ち上がりの良い加速感や高トルクの走りができるようにしました。また、3列目の人も含めてすべての乗員がゆったり座れる快適性と、全員が普通に会話できる静粛性を実現させました」と話す。

マツダはプラグインハイブリッド車やEVも開発している。19年にはこれまでにないEVを出す予定だという。だが、価格競争力の高い自慢のディーゼルを手放す気はない。

「パワートレインは国ごと、地域ごとのニーズに応じたマルチソリューションで対応していく。クリーンディーゼルについては、今後の規制強化にも対応し、お求めやすい価格でこの技術を提供できると自信を持っている」(小飼社長

1000万台級の大手がしのぎを削るなかで、グローバル販売台数が155万台のマツダは「ニッチメーカー」のひとつだろう。そんな企業がこれからも生き残っていくためには、独自の技術を磨いていく必要がある。大手とは違う「マツダらしい車」をどうつくっていくか。CX-8はそのひとつの答えだといえそうだ。


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(追記2017/12/**)

CX8の販売(予約)が好調とのニュースが幾つも入って来る。アウトドア志向の人にはスペースユーティリティは最大関心事の一つ。CX5の荷室スペース、後部シート居住性は率直に言えばデザインやサイズに不釣り合いなほど貧弱。CX8はその欠点をぴったり補うので買い替え組を満足させることが出来たのだろう。「CX5ロング」と命名してもいいようなものだ。車重が増えて恐らく高速クルージング性能の大幅改善も見込める。アダルトなユーザーにはむしろ好ましいSUVの形がCX8と言えそうだ。

虚動デザインに拘ればスポーツ性能に力点の残るCX5が好ましいと言えそうだが、CX8は強いて言えば魂動デザインのコンセプトから乖離させて成功(?)したと言える。このことの意味を考えることはマツダデザインの検証にとって重要。

似たようなデザイン、大きなサイズ、高い価格設定でも、一定の顧客は確保できる。利益率の高い車としてミックスを汲んでおいて悪くない。この手の車は息の長いサポートが欠かせない。

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いきなり話は変わるが、今日現在もっとも気になる車はスズキの小型SUVにラインアップされた「スズキ クロスビー(XBEE)」になる。CX3より1回りも2回りも車格、価格、性能は下だが見るだけで魅力が伝わってくる。まだ何も分かっていないが面白そうだ。あの軽仕様「スズキ ハスラー」に飽き足らなく思っていたユーザーに十分訴求できる。

両極端な「Mazda CX-8 vs. Suzuki XBEE 」は面白い構図になりそうだ。

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コモンアーキテクチャの功罪

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マツダ・コモンアーキテクチャを理解する上で重要な記事が飛び込んできた。関心があればオリジナルサイト(プレジデントオンライン)を参照して欲しい。文書ボリュームがあるので理解は容易でないが、恐らく業界の人には常識なんだろう。

残念ながらPDFを読んでもプレジデントの記事を眺めても殆ど理解できない。
  1. コモンアーキテクチャとデザインの類似性は別問題ではないか。味とかテイストTasteとか言うものに技術的根拠を与えたらコモンアーキテクチャになるとでもいうのだろうか。
  2. 共通化と流用化は別概念のようだが、五十歩百歩の世界。狙いを理解すれば世代設計と言うべきだろう。狙いはあくまでもメーカー側のコスト対策。その弊害はマツコネを見れば直ぐに分かる。流動的な技術領域では共通化は無理。 
  3. マツダはPDFを見ると社内的なIT化も遅れているかも知れない。事業特性で結構難しいエリアなら課題設定ももっとクリアなものになる筈だが。
  4. デザインの小手先変更(CX5は2年ごとに顔を触っている)を繰り返してせっかくのコモンアーキテクチャで得られたコストメリットを不意にしているのも頷けない。
  5. 類似デザインのプロダクトミックスの是非も難しい。限られたマツダデザインファンを自分たちでシェアするのは事業的メリットはない。
  • マツダの成功は(成功しているとするなら)その要因はパイロットモデルプロダクトCX5の圧倒的成功がその全て。今でも世界レベルの商品で他社の追随は難しい。その他のモデルはCX5を踏襲していったものと考えるのが自然な理解。
  • 後付けの理屈は本当の成功要因を理解できていないからだろう。
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http://president.jp/articles/-/22928

マツダ車はなぜ「みな同じ」に見えるのか
 

8車種でまとまって大手に対抗する

企業経営 2017.8.30

    池田 直渡

    PRESIDENT Online

マツダのクルマは、どれも「みな同じ」にみえる。なぜ車種ごとに個性を出さないのか。そこには8車種すべてのデザインを共通化することで、大手に“台数”で対抗するというマツダの生存戦略がある。しかもその戦略は“見た目”だけにとどまらない。「デザインの共通化」に隠された狙いとは――。
マツダの新世代商品群(3代目アクセラ、3代目アテンザ、4代目デミオ、CX-3、CX-4、CX-5、初代後期からのCX-9、4代目ロードスター)

こんなことを書くと怒られるかもしれないが、マツダの歴史は経営危機の歴史だ。1973年のオイルショックでつぶれかけ、1990年代の多チャネル化構想でつぶれかけ、フォードの支援を受けつつ、2000年代前半までその後遺症に苦しみながら、一部工場の操業停止やそれに伴うレイオフというまさに危篤状態をくぐり抜け、ようやく再生のめどが立った所で、リーマンショックで3度経営危機に陥った。

「もうダメだ!」という死の淵からよみがえるための唯一の出口はコモンアーキテクチャーだった(参考:トヨタを震撼させたマツダの"弱者の戦略" http://president.jp/articles/-/22042)。1908年、米GMが世界に先駆けて導入したプラットフォーム共用という絶対ソリューションは、21世紀に入ってほころび始める。
「部品共用」と「コモンアーキテクチャー」の違い

自動車産業全体がポスト・プラットフォームを希求する中で、マツダが示した新しい解がコモンアーキテクチャーだ。現代の自動車開発は、ハードウエアの物理的生産コストよりも、各種特性を解析して最適化するための基礎研究と、それを個別の製品に合わせて調整するキャリブレーションに膨大なコストが掛かっている。だからシャシーの流用よりも、一度丁寧に行った基礎解析とキャリブレーションを全車種に確実に適用できることが、製品性能向上の面でもコストダウンの面でも重要だ。コモンアーキテクチャーとは言って見れば数学の公式みたいなもので、最終的な答えは変数でいろいろ変わるが、公式は常に変わらない。コモンアーキテクチャーでは全ての問題を同じ公式で解答できるような設計を目指す。

もう少し簡単なたとえ話をしてみる。家庭的な「肉じゃが」を流用してカレーにするのが部品共用。一方、プロの手による最高の「ホワイトソース」を作っておくのがコモンアーキテクチャーだ。このホワイトソースがあれば、シチューでもクリームコロッケでもグラタンでも、どれもおいしくできあがる。肉じゃがは、それだけでも食べられるし、カレーに流用すれば2度おいしいわけだが、当然最初からカレーに最適化して作られたものに及ばないし、流用範囲も限られている。

クルマの設計生産においてこの「ホワイトソース」に当たるものをどれだけ見つけ出し、それを最良の仕上げに持って行くか。ここが腕の見せ所で、緻密な計算がはまれば、性能向上と価格低減を両立できる。さらに継続してホワイトソースを研究して進化させ続ければ、シチューも、クリームコロッケもグラタンも全部がさらに進歩する。

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http://president.jp/articles/-/22928?page=2

マツダ車はなぜ「みな同じ」に見えるのか
 

8車種でまとまって大手に対抗する

企業経営 2017.8.30

    池田 直渡

    PRESIDENT Online

「どれも同じ」には理由があった

話は変わる。アクセラ、アテンザ、デミオ、CX-3、CX-5、ロードスターといった、マツダの新世代商品群(2012年2月以降発売の商品。記事冒頭の写真参照)を貫くデザインを見て、あなたはどう思うだろうか。「どれも同じ」に見えるか、「統一感がある」と思うか。

「どれも同じでつまらない」と言う意見はよく目にするが、それをマツダのデザイン部門トップの前田育男常務にぶつけてみると、ここにもコモンアーキテクチャーの思想が色濃く表れていたのである。

デザインにおけるコモンアーキテクチャーには、工学レイアウトと造形という2つの面がある。日本ではデザインというとモノの形を格好良くする話だと思われがちだが、インダストリアルデザインにおけるデザインとはそこに求められる機能を十全に盛り込んで使いやすくすることまでが含まれる。単純な話、どんなに格好良くても、人が乗れないクルマには意味がない。
「人を理想的に座らせる」とは

クルマに人が収まるということは、当たり前に見えて、実はそう簡単なことではない。現在市販されているクルマも、人間工学的に見て正しい座らせ方ができているものばかりではないのだ。着座した時の目の高さが、フロントウインドーの上端に近すぎるクルマはたくさんある。こういうレイアウトだと、時に信号が十分に見えず運転しづらい、といったデメリットがある。天井と頭の距離に圧迫感を受けないかどうかも重要だ。

さらに大事なのは、座った状態で自然に手を伸ばした時にステアリングが握れ、自然に脚を伸ばした所にペダルがあることだ。特に小型車ではこれがオフセット※しているクルマが多数派だ。

※編注:オフセットする……基準とする点や座標からズレていること。
従来のペダルレイアウトでは前輪があるためにペダルが左側に寄ってしまうが(左)、前輪の位置を前にずらすことにより、コンパクトカーのデミオでも足を自然に伸ばしたところにペダルを配置した(右)。

ペダルがオフセットしているとどうなるか? あなたが今椅子に座っているなら、ブレーキペダルの位置を想定して右足で踏んでみてほしい。そのペダルを少し左にあるつもりで踏んでみると、ペダルの踏み方は内股(うちまた)になるはずだ。かかとよりつま先の方が内側に入る感じ。その状態で、ペダルに一定の力を加えたまま、上体を右や左にねじって見てほしい。特に右にねじった時、ペダルを踏み続けることは難しい。

足先をねじる動作は、人体構造的には大腿(だいたい)部の根元をひねる動作だ。ところがそのねじり幅には最大値があり、加齢と共に可動域が減る。だから例えば高齢者が駐車場の精算機でお金を払おうとしたとき、上体のひねりに釣られて足先が動いてしまい、元の位置が維持できなくなる。その結果、ペダル踏力が落ちる。ブレーキが緩んでクルマが動き出し、慌てた時に踏み間違い事故を誘発する。
理想的なドライビングポジションであれば、ドライバーは素早く動けて、しかも疲れにくくなる。

人間にとって理想的ではないにもかかわらず、なぜペダルがオフセットしているのかと言えば、それは前輪の位置取りに起因している。スペースの限られた小型車の室内空間を広くしようとすれば、ドライバーはできるだけ前に座らせたい。その分、リヤシートが広くなるからだ。しかし小型車のほぼ全てを占めるFF(前輪駆動)レイアウトの場合、エンジンとタイヤの位置関係は動かせない。だからドライバーの着座位置を前進させようとすると、右前輪と干渉してペダルは左に寄るのだ。マツダはエンジンとトランスミッションを新設計して、タイヤの位置を前へ押し出した。こうすることによって、初めて人を理想的に座らせることができたのだ。

マツダはこういう人間工学に基づいた基礎研究を繰り返し、人を座らせるための原則を作り上げた。クルマのサイズや車高によって、座面のサイズや高さは変わるが、人体の構造は変わらない。そういう原則をしっかり研究して、その「公式」を全てのクルマに適用する。デザインにおけるコモンアーキテクチャーとはそういうことだ。

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http://president.jp/articles/-/22928?page=3

マツダ車はなぜ「みな同じ」に見えるのか
 

8車種でまとまって大手に対抗する

企業経営 2017.8.30

    池田 直渡

    PRESIDENT Online

情報認知はどうだろう? 運転中に計器を見る。メーターもあれば、液晶画面に示される車両情報もあり、ナビもある。こうした視認情報に使われる文字は、ほとんどのクルマでバラバラなフォントが使われている。高速で移動しているクルマの中では、文字を早く読み取ることが求められる。フォントの統一は読みやすさのために重要な問題だ。ただ格好良いからという理由で、凝ったフォントを使うことはドライバー中心ではない。機能と見た目どちらを優先するかは言うまでもない。マツダはこのフォントを統一し、情報をゾーニングして運転時に常時必要な情報と、それ以外を分別した。
視線をできるだけ下に下げずに運転しないための「アクティブ・ドライビング・ディスプレイ」。また、メーターのフォントを統一して視認性を向上している。

人を最適に座らせ、認知しやすい情報環境を整えること。当たり前のことのようだが、それでもマツダはようやくそこに到達した。これに関しては、他社との比較において明らかに頭ひとつ抜き出たと言える。
マツダブランドの埋没をどうやって防ぐか

さて今度はクルマの形である。以前の記事(参考:トヨタを震撼させたマツダの"弱者の戦略" http://president.jp/articles/-/22042)で、マツダがフォードに放り出されて、8車種のエンジンとシャシーを一気に新設計しなくてはならなくなったことについて説明した。同じタイミングでデザインにも新たな課題が突きつけられていたのだ。「マツダブランドの埋没をどうやって防ぐか」という課題である。

リーマンショックが起こった2008年、マツダの世界生産は135万台。世界のトップを争うトヨタ、GM、フォルクスワーゲンが1000万台の三つどもえ戦に入る頃、マツダの生産規模はその程度でしかなかった。トヨタの小型車・アクアの国内単月販売数はピークで3万5000台。しかしマツダの最量販車種であるデミオは、ピークで9000台に届かない。

トヨタと同じように、クルマ一台ずつの存在感で争ったら、マツダは埋没してしまう。何しろ国内販売台数でも競合車の4分の1、世界全体のトータルで見たら74分の1しかないのだ。めまいがするほどの差である。

元々決してブランドイメージが高くないマツダが「おっ! マツダも良いな」と言ってもらうためには、一台ずつのデザインを頑張っても勝負にならない。8台のデザインに少ない戦力を分散投資して疲弊した揚げ句「そんなクルマあったっけ?」と言われるのだけは避けなくてはならない。
8本の矢は折れない

マツダはフォード傘下を離脱して以降、「ブランド価値経営」を掲げ、全社のリソースを挙げてブランド価値の向上に邁進した。デザインも当然そこに含まれる。だったらマツダ全体のデザインをコモンアーキテクチャー化して、8車種全部でマツダをアピールするしかない。地元安芸の知将、毛利元就ではないが「8本の矢は折れない」という戦術だ。

こうして出来上がったのが、2012年2月以降発売の新世代商品群に共通する「魂動(こどう)デザイン」だ。前出の前田育男常務によれば、魂動デザインは、最初からデザインのコモンアーキテクチャーを目指したものであり、最高最良のデザインにマツダの全精力を注ぎ、それを8車種全てに適用することを意図していたという。「絶対に埋没しない」――前田常務はそのために魂動デザインと格闘している。

次回は前田常務の言葉を通して、魂動デザインが出来上がっていくまで、そしてそれによってマツダの何がどう変わったのかについて考えていくつもりだ。


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魂動(こどう)デザイン

 初代CX5で具現化させたマツダのデザイン。これは近年デザインの上出来。トルクフルなエンジンとの組み合わせで見かけだけでない完成品と言える。二代目のCX5ではフロントノーズが伸びた分だけテールが寸止まりに見えて全体のバランスは悪くなった。

しかし非力なガソリンエンジンではデザインとのミスマッチ。またCX5以外の車では相性は微妙だ。 

更に言うなら加速時のイメージとクルージング時のイメージはまるで別物。加速時は魂動は共鳴できるが、クルージング時は全く別のコンセプトが必要。

魂動デザインは共通化に都合が良いが、デザインと性能とのアンバランス領域が拡大して全体を平均した満足度は確実に下がる。

あちこちにある住宅展示場のモデルハウスのいいところだけを集めてあたかも一つの家のようにコマーシャルフィルムを作るハウスメーカーがあるが、実際には存在しない住宅のビデオでは話にならない。でも全体のテーストは一貫性があるのだから不思議なものだ。

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