いまどきの車「SUV」総点検
いまどきのSUVの総点検に使えそうな面白い記事を発見。CX-5には高い評価を与えてくれて喜ばしい。ただカタログを読み解いただけの表層的なものに見えるのは気の毒だ。レポーターの最後の結論にはCX-5が入ってきていない。よく知らないクルマは当たり障りのないことを書くが思い入れもないのは当然だろう。SUVに何を求めるかで評価が変わるのも当然。一気にこれだけの車種をレポートするのは無理なことかもしれない。
それにしても「従来の最大の弱点だった乗り心地と静粛性」というのは一般的な理解なんだろうか。何とも不思議な気がする。初期モデルで悪い印象を残している人にはそのような評価しか残っていないかもしれないが、マツダの継続的改善は見違えるほど品質を向上させていることも知るべきだろう。
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https://carview.yahoo.co.jp/article/testdrive/20170202-20103101-carview/7/
試乗 2017.2.3 レポート:島下 泰久
人気SUV、長所と弱点を総ざらい。比べて見えてくる“買い”のモデルは?
マツダ CX-5(写真:菊池 貴之)
マツダ CX-5:静的なクオリティは上のカテゴリーばりの進化
SUVらしいユーテリティ、そして走破性を重視するなら、「ミドルサイズSUV」が筆頭候補になる。パワートレインの選択肢も多く、ライフスタイルに合わせた選択がしやすいカテゴリーと言えそうだ。
このセグメントで今、もっともホットな存在と言えば、登場したばかりの新型「マツダ CX-5」を置いて他にはない。これまでのイメージを踏襲しつつも、よりノーズの長さが強調されたフォルムはスポーティさを増しているし、インテリアのクオリティの高さにも目を見張る。静的なクオリティに関して言えば、従来よりひとつ、いやふたつ上のカテゴリーのクルマに進化したかのようなのだ。
見て、触れて、スペックを確認してという段階では、新型CX-5に決定的な弱点は見つからない。走りに関しては筆者はまだステアリングを握れていないので触れられないが、これで従来の最大の弱点だった乗り心地と静粛性が改善されていれば、文句無しである。
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正しく評価するなら自分のドライブシーンをイメージしてそれに相応しいか。自分が大事にする価値を理解してそれに相応しいかどうか。それは全く個性の世界だからモータージャーナリストのレポートは複眼的視点に立つものでなければいけない。そのような観点でレポートを眺めるとレポーター自体のものの考え方かも見えてきそうだ。
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