マツダ関係者以外の方の閲覧はご遠慮ください!

【見たままのマツダ】 関東マツダ営業事例・CX-5商品レビュー・その他

お客様相談センター/コールセンターK氏は顧客の声を受け止めることに消極的でした。止むを得ず、Webサイトを利用して、マツダクオリティに取り組む全てのマツダの人に直接メッセージを届けることにしたものです。内容は適宜更新されます。レビューを含め全ての記事に目を通すことをお奨めします。/2016.01/

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マツダCX-5大成功は諸刃の剣(もろはのつるぎ)。経営陣は成功を次の飛躍の基盤にできただろうか。継続レビューで見えて来るのは不安の未来かも知れない。/2017.01/

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交換した2016年モデルは絶好調だがマツコネ問題だけはクリアできない。今年こそはマツダコネクトアップグレードオプションに期待したい。/2018.01/

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生き残り戦略でマツダは何を残すのか?

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生き残り戦略でマツダは何を残すのか?

マツダの新型エンジンの話題に事欠かない昨今だがタイムスケジュールが見え始めたらワクワクしないではいられないのはマツダファンには共通のことかもしれない。スカイアクティブXのスペック例は既に公表されているのだろうか。分厚いトルクを維持したままディーゼルのザラザラしたノイズから解放されるなら誰もが飛びつくことだろう。

新しいメカニズムはしかし壮大な実験ともいえる。本当の品質が確保確立までに時間が掛かると化石燃料エンジンと一括りで市場から追い払われてしまう。恐らく2020年~2030年の10年間前後が黄金期になる可能性を持つのではないか。

トヨタとの提携は色々な見方が出来る。マツダが力を入れているスポーツドライブニッチ市場はトヨタ社長も魅力を感じているエリアだが、あくまでもニッチ市場でしかない。大きな図体を養うことは出来ない。趣味的であればあるほど馬鹿売れすることはない。それでもイメージリーダーが存在することで売り上げ全体を底上げできる事実もある。

コモンアーキテクチャーは技術セットによる一括企画。マツダにとっては世代企画だろうが、トヨタにとっては事業エリア毎に複数存在することになる。この辺のノウハウは必要だったかもしれない。しかし特別なことはない。そういう発想をできなかっただけのことだ。

問題はEV領域。ハイブリッドでEVの入り口に先行したトヨタは下手すると周回遅れに遭うかもしれない。クレージーにも見える水素エンジンに走ったのは経営判断ミス。実験プロジェクトで十分だった。ハイブリッドとEVの間の距離を読み違えた。

マツダにEVを期待する人はいないし実際に世間に出せるようなものは何一つないかも知れない。言い過ぎたかな。スポーツドライブ向けEVを検討しているようだ。しかし、マツダ技術陣ではメカ屋が王様だから他は陰でこそこそやるしかない。予算も少ない。

スカイアクティブEがトヨタと共同で実現する技術セットベースの新世代EVというのが答え。2020年代の何処かで市場導入できれば成功かな。マツダの電装はデンソー(トヨタ系)に殆ど依存しているので

もっと問題はIT領域。マツダのIT領域が業界最低と言うことはマツコネを実際に使用すれば誰でも分かることだ。これは1社でどうにかできるものでもなさそうだ。というより日本企業の弱いところ。少なくとも国内標準の確立は急がれるのに、コンソシアムの存在も活動もよく分からない。国際協調によるデファクト確立が先行するかも知れない。

まあ言うほど生き残り戦略など簡単ではなさそうだ。

マツダの生き残り戦略でマツダは何を残すのだろうか?


某家電メーカーは経営者の地位安泰だった。別のメーカーでは従業員の雇用継続。規模拡大を狙わずセグメントの中で生き延びるメーカーもいる。マツダとはないか厳しく問われる時代に来ているとも言えそうだ。コアコンピタンスたるエンジンメーカーの強みが足元から崩れるかも知れない時代を今年の新入社員は確実に目にすることになる。

マツコネ戦略を再構築するあるまい。失敗を認めないで再構築はない。中途半端な妥協で今は最低の状態。初志貫徹。

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http://president.jp/articles/-/23400

マツダが決断した2つの「生き残り戦略」
トヨタとの資本提携は吉と出るか

企業経営 2017.11.3

    福田 俊之

    経済ジャーナリスト 福田 俊之

    PRESIDENT 2017年10月16日号

「“負け嫌い”同士が集まった」

自動車産業を巡る市場環境が急激に様変わりしている中、マツダの小飼雅道社長が相次いで決断した2つの「生き残り戦略」が注目されている。

1つはトヨタ自動車との資本提携。経営の自主性を尊重しながらもお互いに株式を持ち合うことで、電気自動車(EV)などの次世代技術の共同開発や米国での新工場の建設を円滑に進めるためだ。

小飼社長も「“負け嫌い”同士が集まり、相互に刺激を与えながら、イノベーション(技術革新)をリードして、クルマファンの拡大に寄与したい」と述べて「それにはトヨタとの協業が不可欠で、中長期的で継続的な提携に持っていくことが必要」と強調する。
次世代エンジンの投入計画を発表



マツダ社長 小飼雅道氏(AFLO=写真)

そして、もう1つの決断は、得意分野のエンジン技術の向上に磨きをかける「長期ビジョン」を打ち出したこと。

この先もしばらく動力源はガソリンやディーゼルなど内燃機関が主流とみて、その抜本的な改善に取り組むことが温室効果ガスの削減に最も効果的だと判断。世界初の高度な燃焼技術で燃費性能を現行より3割ほど高めた次世代エンジンの「SKYACTIV-Ⅹ」を2019年に投入する計画も発表した。

小飼社長は「燃費はガソリンエンジンとして世界一」と太鼓判を押す。

マツダは20年に創立100周年を迎える。世界的な環境規制の強化でクルマの電動化に向けた技術開発の流れは加速しているが、次の100年に向けて持続的成長を目指しながら「ぶれない経営」を貫けるか。就任5年目、強い信念と使命感に燃える小飼社長の突進力が改めて試される。
マツダ社長 小飼雅道(こがい・まさみち)
1954年生まれ。77年東北大工学部卒、東洋工業(現マツダ)入社。主に生産畑を歩む。タイのオートアライアンス社長、マツダ専務などを経て2013年から現職。


(写真=AFLO)


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