「第38回 2017 – 2018 日本カー・オブ・ザ・イヤー」8位マツダCX-5
- グランプリはボルボXC60。 魅力的な車。価格帯はXC5の一つ上だったかな。サイズも微妙に大きい。
- ノミネートされたクルマは価格帯が一桁違うくらいばらついているので公正な審査と言えるのかどうか疑問。高い車が賞取りに成功している訳でもないから何らかの工夫か節度があるのだろう。
- CX5の8位は上出来。国産SUVトップの評価は喜んで良い。第2世代は初代を熟成させたものだが、基本コンセプトの正しさが実証されていると言えそう。確か初代はカーオブザイヤーを取得していた筈。
- メカ屋中心の評価だからマツコネは評価対象外か。善し悪しだね。
- 違和感
- 日本で当該年度何台以上の販売実績のある車から選考するのだろうが、輸入車を横並びで選考するのは違和感が残る。外車は富裕層向けに輸入されている高級モデルが中心だからかも知れない。
- ポインティングシステムにも疑問。制度上の欠陥が顕在化することになったのが今回のボルボ受賞。60人の選考委員の個人的な感性に委ねて根拠が希薄。無理強いの評点を足し算して得られるものには何の意味もないことに気付くべきだ。
- 一方で、メーカーによる囲い込み工作の懸念は払しょくされる様子もない。
2017 – 2018 日本カー・オブ・ザ・イヤー得点表
- 1位:ボルボ XC60 294点
- 2位:BMW 5シリーズセダン/ツーリング 242点
- 3位:トヨタ カムリ 232点
- 4位:スズキ スイフトシリーズ 210点
- 5位:ホンダ N-BOX/N-BOXカスタム 189点
- 6位:レクサス LC 115点
- 7位:アルファ ロメオ ジュリア 89点
- 8位:マツダ CX-5 83点
- 9位:シトロエン C3 35点
- 10位:フォルクスワーゲン ティグアン 11点
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