関西マツダの不祥事(架空請求詐欺)とコンプライアンス研修?
- 不祥事と言っても内容は詐欺行為だ。 架空請求詐欺。
- 対策がコンプライアンス研修というのは表向きの説明だろうか。
- 一番の問題は取引先企業から指摘されて初めて判明するという管理レベルの低さだろう。コンプラ研修は問題の本質を見ないで、現場に矛盾を押し付けている懸念がある。
- 更に言うなら、コンプラ研修は懲戒規定が明確にされて実施されなければまったく意味を持たないことも知るべきだろう。関東マツダの事例を見る限り、その辺の課題も残されたままのようだ。
- マツダの課題の一つはやはり「ガバナンス(内部統制)の確立」ではないか?。
http://www.asahi.com/articles/ASJ765FJ8J76PLFA00P.html
朝日新聞デジタル
マツダ販社が架空請求 「パンク修理多すぎ」指摘で発覚
2016年7月7日16時35分
マツダの販売子会社「関西マツダ」(大阪市浪速区)は6日、自動車整備を請け負うリース会社2社に対し、整備費用を実際より高く請求していたと発表した。架空請求は2054台、総額約1100万円に上る。すでに全額を返金したという。
同社ナンバ店で2004年6月から昨年12月にかけて、リース会社2社から請け負った定期整備で、パンクしていないタイヤのパンク修理をしたなどとして、点検や整備の項目を不正に増やした。昨年10月、リース会社から「パンク修理が多すぎる」と指摘されて発覚した。不正に関わったのはサービスマネジャーら社員3人で「売り上げ目標を達成するためだった」と話したという。
近畿運輸局は今月1日付で文書で警告を出し、1カ月以内に再発防止策を提出するよう求めた。東堂一義社長は「社内の手順を見直し、コンプライアンス研修を充実するなど再発防止に努める」とコメントした。
/