マツダCX-5の騒音
外部にどのような騒音をまき散らしているかという問題は自分では分からない。際立って煩いこともないが静かな車とも思えないことは窓を開けて壁の近くなどに止めれば分かることだ。
ここではドライバーの立場で騒音がどのような状況か振り返る。
(1)風切り音
感覚的だが100キロを超えると耳障りになる。気にしだすと100キロまで行かなくても風切り音が入り込んでくる。クラウンで120キロを超えた時点で発生する風切り音よりCX-5の100キロ時点の風切り音は煩い。
せめて、オートクルーズで巡行させる速度115キロあたりまでは風切り音が気にならないようにすべきだろう。
投影面積が違うからSUVは不利と言えば不利だが、それにしても破綻するのが早すぎる。
(2)エンジン音
低速から、中速前半までは、エンジン音が気になる。音量と音質の両方が宜しくない。何というか、鉄面をサンドペーパーでこすっているような感じの音だ。不快なざらざら音。ディーゼル固有の音なのか個体特性なのか分からない。60キロを過ぎれば不快な音は出てこない。
急加速時にはガリガリと言った音が別に発生している。ざらざら音ほどではないが、こちらのガリガリ音も決して好ましいものではない。
エンジン音をサウンドとして作り込む取り組みは手間暇かけて成果がなかなか見えないのでマツダではそれほど注力は出来ないのだろう。
(3)路面音・タイヤ音
他のノイズの方が目立つので路面音は気にならない。低速時の段差での音も比較的うまく処理できているように思う。
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- 最も問題なのは風切り音。耳元から襲ってくるので殊更気になる。デザインの出来栄えにマッチしない結果も残念なところだ。<KODOデザインはクルージングまでカバーできない>ということか。
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