燃料噴射制御の不具合で最悪はいきなりエンジン停止?。高速道路などでは恐怖だろう。事故例はあるのかな。
CX-5はリコール対象になっていないから例の1.5Lディーゼル固有の問題と言う理解だろう。インジェクション制御プログラムロジックの問題か参照データの問題か詳細が無いので分からないが、クレームが山積みされてからの対策は経営的にも愚かしい。
この件で理解すべきはこのような対策では平均値では改善を得るだろうが、個体特性のバラツキには対応できないだろうということ。煤問題は減るが亡くならない。出荷時にエンジン特性を計測してインジェクション制御に反映させても限界がある。
大騒ぎになってからプログラム変更で逃げるのは恐らく時間稼ぎか単なる対応していますと言うポーズに過ぎない可能性もある。粉流制御の難しさは想像もできないが、本質的な対策は見つかっていないか高コストなものになるのかということも憶測させられる。
しかし、
先日のエンジン交換後のトラブル(高速時の加速不良)を見ていると、本当にCX-5の2.2Lディーゼルが無関係と言い切れるか、疑問が残る。
高速時に一定の負荷がかかると加速不良を起こしている件は、今まさにディーラーで修理作業中だが本当の原因に確信は得られていない。サプライポンプとコモンレール圧力の制御問題と言う見立てだが、インジェクション不良の可能性も素人目には否定できない。
そもそもエンジン制御コンピュータ(ハード、ソフト、データ)の管理はどうなっているんだろう。
http://www2.mazda.co.jp/service/recall/717/724/729/727/105/99/004665.html
CX-3、デミオ、アクセラのリコールについて
平成28年9月1日、マツダ株式会社は下記のリコールを国土交通省に届出いたしました。
ご愛用の皆様には、大変ご迷惑をおかけし、心よりお詫び申し上げます。対象となるお客様には、販売店から、ダイレクトメール等でご案内させていただきますので、最寄りのマツダ販売店へ連絡いただき、修理(無料)をお受けいただきますようお願い申し上げます。
リコール届出番号 | 3885 | リコール開始日 | 平成28年9月2日 |
基準不適合状態にあると認める構造、装置又は性能の状況及びその原因 | ディーゼルエンジンにおいて、エンジン制御コンピュータの吸入空気量制御が不適切なため、気筒内の燃料濃度が部分的に濃くなり、燃焼時に多く煤が発生することがあります。そのため、排気バルブが開いた際に煤が排気側バルブガイド周辺に入り堆積して、バルブが動きにくくなり、圧縮不良による加速不良や車体振動が発生し、最悪の場合、走行中にエンジンが停止するおそれがあります。 | ||
改善措置の内容 | 全車両、制御プログラムを対策プログラムに修正します。また、インジェクタおよび排気側のバルブ周辺に堆積した煤を清掃します。 |
車名 | 型式 | 通称名 | 対象車の車台番号の範囲 及び製作期間 | 対象車の台数 | 備考 |
マツダ | LDA-DK5AW | CX-3 | DK5AW-100027~DK5AW-113364 平成26年12月16日~平成28年8月3日 | 13,329 | |
LDA-DK5FW | DK5FW-100053~DK5FW-131857 平成26年12月16日~平成28年8月3日 | 31,783 | |||
LDA-DJ5AS | デミオ | DJ5AS-100009~DJ5AS-110698 平成26年11月4日~平成28年8月3日 | 10,684 | ||
LDA-DJ5FS | DJ5FS-100032~DJ5FS-159468 平成26年8月5日~平成28年8月3日 | 59,375 | |||
LDA-BMLFS | アクセラ | BMLFS-100011~BMLFS-101870 平成28年5月26日~平成28年8月8日 | 1,859 |
<ご注意> | |
(1) | 対象車の含まれる車台番号の範囲には、対象とならない車両も含まれていますので、くわしくは最寄りの販売店にお問い合わせ下さい。 |
(2) | 対象車の製作期間はご購入の時期とは異なります。 |
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追記:2017/02
案の定という訳でもないが、2017年2月、遂に2.2Lディーゼルもリコールになった。 全く同じ内容か似て非なる内容かは分からないが、どうせ同じ穴の貉。トラブル続きで迷惑を受けた件のCX-5にはやはり致命的な問題があったと言うことだ。代車を借りる頻度と期間の長さから判断してリコール対策の検証に供されたのは間違いない。サービス本部からその旨の説明があってしかるべきだ。
最初から不良品だったのだ。それを交換するのに費用を請求された勘定になる。差額の23万円を払う理由は無かったはずだ。追加オプションで16万円を支払ったが、リコール対策に供した謝礼を考慮すれば妥当な金額だったかどうか。関東マツダは最善を尽くしたはずなのに今となると疑問が残る。
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