マツダにおける初期不良品の扱い
- 家電やスマホなどの電気品の初期不良品は簡単に返品、交換などの手続きが取れるが自動車の場合は色々な問題がありそうで難しい。返品は買取になるがその場合は買取金額と別枠の金額の組み合わせにしなければいけない。 交換の場合も買取と新たな販売の組み合わせになる。自動車という商品の特性がことを面倒にしているのだろう。
商品が届いて間もなく1年になろうとしている。
実に様々なトラブルの連続。最初は営業品質に重大な問題があった訳だが、商品品質は更に深刻な問題を露呈してきた。
致命的な品質トラブルは、オイル漏れの現象から始まって、ターボチャージャーの交換、エンジンの交換を以てようやく収まったかに見えたが、その代償として、加速不良トラブルを引き起こしている。原因究明と対策については見通しを得ていない。
マツコネの不安定な動作、低レスポンスへの対応のために、CMU(コンピュータユニット?)交換も実施しているが、効果はあまり感じられない。問題の原因はソフト側だからだ。気休め程度にはなった。相変わらず、マツコネはお馬鹿っぷりは発揮してくれている。
BSMシステム異常については2度も発生しているが対策は何も打たれていない。
サービス工場入りの常習車、代車利用の常習者になっている。
結局、この1年間、1度もまともな状態のマツダ車を利用できていない。
当然ながら我慢にも限界がある。「商品の交換」を要求した。
ところが、マツダには初期不良品の交換を行う仕組みがないらしい。恐らくマツダに限らず自動車という商品の扱いは何処でも簡単ではないのだろう。見掛け上の処理として、現有車両を減額して引き取って、その分を値引きして新しい交換車両を販売/購入する手続きになるようだ。償却資産を減額しないで引き取ると税務的あるいは商務的にも問題が出てきそうだ。
実質的に初期不良品が新しいものに交換できればユーザーとしては大枠ではOKになる。エコ政策の補助金はこの1年間で金額が改訂(減額)されているらしいが、それについても損害の出ないように配慮が必要になる。
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今回は、不適切営業を原因として商談のやり直しを求めていたが、その前に初期不良品の始末のために商談のやり直しをすることになった。不適切営業で被った問題の一部は自動的に解消されることになる。
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しかし、こうなると、不適切営業に対する始末の付け方が反って難しくなった。不思議なものだ。人間は正しく感情の動物と実感できる。
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