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2024年度のコンパクトSUV
久し振りに、クルマ選びを始めた。
今、乗っているクルマはお気に入りで、本来なら買い替える必要はないのですが、ディーラーのメンテナンス が頼りない状況で、安心して乗れなくなった。メーカー系のディーラーの対応の問題と言うことは、ディーラーを変えても多分同じ状況だろうと考えると、取り敢えず手放すしかないかと。
ロングライフを期待していた車だけど極めて残念。
クルマ(マイカー)のビジネスって結局メンテナンスビジネスになるのだけど、このメーカーは企業経営の体質改善が出来ないままだったと分かってそれも残念。
現場の担当は営業も技術サービスも店舗スタッフも素晴らしいのに、ユーザーが被る実態は彼らの努力とは裏腹のものになっている。
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さてと。
いきなり結論を言うなら、「Mazda CX-30」がコンパクトSUVのベスト。
性能面、デザイン面、コスト面、全方位で見てこれを上回る車はない。特に、ディーゼルベースのハイブリッドは他社には真似しようがない孤高の存在。
販売台数は2023年は月2千台、2024年は月1千台。マツダの営業規模ならそこそこの売れ行き。
しかし、
CX-30を購入することは出来ない。メンテナンスフリーの車ではないから。マツダにはメンテナンスがビジネスモデルとして確立されていない。売りっ放し、現場に任せっ放し。
アメリカから時々レポートされる「長く乗れるクルマ」のランキングにマツダ車は1車種も入ることはない。1回目の車検で車を手放す売り方をマツダは今もやっているのかも知れない。
結局、この最高のSUV「CX-30」を購入することは一般市民の感覚では無理な話になる。勿論、どのマツダ車も同じ。最初の車検までと割り切ることができない人にはマツダ車はお勧めできない。再販価格(下取り価格)もマツダ車の落ち込みが最大。昔から変わらない。そう、マツダ地獄は、宇迦氏の話でなく、今も生きている現実なのです。
マツダ本社が何も考えていないことは、今のマツダのカーラインアップを見れば誰でも分かる。
マツダの化石燃料車は最高の出来栄えだった。しかし、化石燃料車の時代は終わった。終わらせたのはマツダ自身。
クルマに命を吹き込むのはサポート&メンテナンスと分からないようではメーカー失格だろう。
超格好良いマツダ車は所詮絵に描いた餅でしかない。
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余計な寄り道をしてしまった。
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コンパクトSUV~コンパクトカー~ミニバン~
カテゴリーを忘れて小さな素敵な車を探してみよう。
- シエンタ:
- 売れまくっている。圧倒的。キュートというべき可愛いデザイン。タイヤが小さいのが気になっていたら、案の定、乗り心地は今一らしい。街中での利用が中心なら問題ない。高いユーティリティでファミリーカー、チョイノリカーとしては申し分なし。
- フリード:
- シエンタの対抗馬とされているが、こちらはアダルト利用でも十分行ける落ち着いたデザイン。完成度はシエンタより上の印象。選ぶならシエンタよりフリード。
- クロストレック:
- スバルの新型SUV車。盛んに広告が出て来る。本物は見ていないから評価のしようがない。スペックなどを見る限りはスバルらしいノイジーな印象。ハイブリッドなのにいつもエンジンが回っているような。安全支援がセールスポイント。サイズ感も丁度良さそうだ。
- ハイブリッドは新方式を謳っているが、逆に言えば市場では未評価で、リスクがある。試乗は必須。
- スズキフロンクス(?):
- スズキは軽のイメージしかないが、こんなクーペスタイルのSUVなどコンセプト的に自己矛盾していないか。遊び車かな。
- ヤリスクロス:
- デザインのまとまりが良い。何処にも破綻が見られない。難を言えば、サイズ不足かな。慣れれば気にならないかも。似たようなデザイン・サイズが多いので埋もれる
- カローラクロス:
- コスパは最高かも知れない。しかしカローラとは思えないサイズ。フリードが如何に丁度良いか分からせてくれる。
- RZV(?):
- 高級車に見えるが、デザインがレトロすぎる。サイズも持て余すレベル。無駄な印象。ホンダらしくない。
- RAV4:
- 格好いいけど、いつもこの押し出しで乗るのは疲れそう。サイズも以前より大きくなり過ぎている。
- ベゼル:
- 只のセダンに見えてしまうが一応SUV。電動シート(パワーシート)は滅多に使わないが、手動シートは残念過ぎる。
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因みに長く乗れるクルマにランクインしているのは、トヨタ・スバル・ホンダの3社だけ。マツダ、日産、スズキ、ダイハツは入って来ない。 スズキ、ダイハツは軽が主体だから大目に見ても、日産とマツダは何か考え違いをしているメーカーかも知れない。
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