Change Management
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担当の営業さんが変わりました。
別の店舗に異動になりました。キャリアパスで次のステップに進むことになったのだろうと想像します。新たな世界で更なる発展とご活躍を期待するものです。
その前に、長年お世話になったことに感謝しなければいけません。
最高の営業さんでした。
この異動は既に1年以上前のことです。
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どの業界もどの業種も人事異動は日常茶飯事。特に対人業務の多い営業/セールスは人事異動の頻度の多い職種の一つとして知られている。
対人関係で問題を起こす等ネガティブな要因のケースもあれば、地域の顧客開発が一段落したことを要因とするケース、あるいは癒着やマンネリズム解消を狙いとするケースもある。勿論、キャリアパスの一環としての期間によるローテーションのケースが最も多いのは、まあまあの常識でしょう。
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マツダは人で持っていると思う人は少なくない。
商品企画・デザインが素晴らしいのは直ぐに分かるが時代の波で最初の輝きは徐々に失われても、客先に商品がある限り品質は維持されなければいけない。それを支えているは現場第一線の人たち。どこの企業も同じだが、特にマツダはそれを強く感じる。
マツダで一番苦労している人は営業の人かも知れない。環境が人を育てるのか、マツダで駄目な人は一人も居ない。
エクセレントな人もいる。今まで、担当だった営業の人は間違いなくエクセレントの人です。クルマにおける最後まで残る大事なことは安全と安心。これが顧客の届けることが出来なければ失格と言っていいでしょう。ドライブが楽しいとか燃費が良いとかより基本的で欠かせないこと。
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担当してもらっていた営業さんはその大事なことを欠かすことは無かった。点検の時に預かった車を大事にしてくれたことも直ぐに分かる。それが長期間続いたからエクセレントが当たり前になっていたかも知れない。
足掛け9年?
有難うございました。
一時の雑談は楽しみな時間の一つでしたが、学ぶことも少なくありませんでした。長期間、よくお付き合いいただきまして有難うございました。
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どんな人材も仕組みと言う笊の中で揺さぶられます。仕組みが良ければ人材は磨かれますが、悪ければ返って傷んでしまうこともあります。
エクセレントな人は仕組みの出来不出来を乗り越える力があるが、普通の人は出来不出来の揺さぶりに自分を見失うこともある。
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新しい営業さんに変わってから1年
2回の点検整備
徐々に彼の人物像が見え始めてきたと思ったが、実際はまだ何も見えていないことに気付く。
真面目な人で、技術サービス部門から伝えられたであろう車の問題を逐次教えてくれる。
ところが、彼自身が考えていること、主張あるいは考え方、ポジションと言ったものが残念ながら上手くキャッチできない。キャッチできないのは聞き手であるこちら側の問題。
いきなり何を言い始めたのか。理解が追い付かない。嫌な話には耳が傾かない。何のためのパックdeメンテ(予防保全に対する有効性ゼロ?)だったのか疑問の方が先に出て来る。
営業が只のメッセンジャーになっていないか?
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最初の点検から戻った時の出鱈目駐車。ドアを壁にぶつけるまで開けて、無理やり身体をねじ込んで漸く乗車できるもの。運転が下手なのか意に介さないのか疑問しかない。点検後の説明は普通は車のそばで聞くのに、この時は駐車場に行かないで済ましてしまった。後で考えてその理由があったのだ。
家族から指摘されるまでも無く、点検から戻った車が汚い。自分の恥を晒すだけだが、いつもは点検の度にすっかり綺麗になって戻っていたのに、2回とも呆れるくらいに汚い。これが普通のやり方かと妙に納得。前任の営業さんの頑張りがはっきり見えて来た。
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現在の16号店スタッフ
- 店長:M
- 担当:K
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「人」のマツダで「人」に疑問符がついてしまったら?
今度の担当営業さんが真面目な人ということは100%伝わって来るのに、それをスポイルする何かがあって、全体として空回りしているように感じる。
今のままでは駄目だと分かるが、そのこと自体が狙いなら、哀しいことながら見事に成功していると言えそうだ。
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