ほったらかしCX-5ユーザー
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CX-5はマツダを立て直すターニングポイントとなる車の筈だった。
この記念すべき車を以て再びマツダとの長い付き合いが始まる筈だった。
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今の様子は、大昔の景色に似ている。80年代後半から90年代前半にかけて、没個性の車を次々と送り出すが、市場は受け入れず、結局フォードとの提携にしがみ付く始末だった。ユーザーへのサービスよりニューカスタマーへの諂い。
今のマツダは、没個性的なネーミング、似たようなデザイン、既存ユーザーに訴求するよりも新規獲得が優先。30年前と何も変わっていない。
CX-5を契機に何かが変わる筈だったのに、結局は元の木阿弥。
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CX-5を長く乗れる車としてメンテナンスするかと思いきや、不具合が深刻化するまで”ほったらかし”メンテ。
ユーザーアンケートも最初に1~2年までで後は”ほったらかし”。マツダ本社はユーザーへの関心は無さそうで、ディーラー任せ。
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マツダの株主になる魅力はCX-5が順調に成長するなら十分感じただろうが、現在の経営/事業の展開なら、株主は辞退するしかない。少なくとも国内では早晩壁にぶつかるのは見えている。円安効果もあり、海外ではまだチャンスを残しているが、国内を空洞化させては限定的だろう。
マツダに限らず自動車業界はどこも厳しい。VWの屋台骨も無事ではない。それでも、スズキ、ホンダ、トヨタなら株主になる魅力は残っているように見える。マツダは無理。
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