継続的改善で漸次進化するCX-5!顧客満足度は逆効果?
- 買い替えた愛車は呆れるくらい絶好調。不測事態による入庫回数はゼロ。有難いことです。車の品質は問題が無くて普通。当たり前品質は目立つことはないが最も重要で難しい。ただ残念ながら情報系マツコネ周りはあまり変わらない。ナビのソフトは若干アップデートされて表示内容が変更された。部分的な改善も確認できた。多分地図が更新されたことによる効果なんだろう。それでもマツコネは今でも頼りにならない。事前にスマホでルートチェックするのがお作法になっている。
- CX-5は新型に変わって1年経過。幾つか不良も出たかも知れないが不断の努力で進化も続けているようだ。改良を続けること自体は素晴らしいが、改良改善の恩恵を受けることが出来るのニューカスタマーに限られてしまう場合は悲劇だ。既存のカスタマーに無縁の手直しは改善でも改良でも何でもない。無関係。悪くすると慌てて買うんじゃなかったと後悔する人も出る。マツダに限らないが小出しの改善は始末が悪い。
- 既存のユーザーの満足度を上げる改善が重要なのは言うまでもない。例えば、エンジン制御プログラムの改良は効果は分かり難いが良い取り組みだ。一方で、マツコネの不良を放置して、新規ユーザーしか見ていない改良を続ければ既存ユーザーの満足度は下がるのは必然。
- 商品化ポリシー
- この手の問題は商品化ポリシー/リリースポリシーの問題と言える。技術的成果は一日も早く一人でも多くの人に届けたいと考えることは自然なことだ。しかし問題は商品のポジション設定とそれに伴う届け方だ。希薄なパートナーシップはリピート率を下げ経営体質を脆弱にすることへの経営陣の理解の問題に繋がる。商品を速く陳腐化させることは次のマツダ地獄の始まりになる。
マツダが『CX-5』を商品改良、ガソリンエンジン「SKYACTIV-G 2.5」に気筒休止技術を導入(2018.02.10)
マツダはデザインと技術を磨き上げ、「走る歓び」を深化させたクロスオーバーSUV『CX-5』の商品改良を実施。先日より全国のマツダの販売店を通じて予約が開始され、3月8日から発売を開始する。価格は249万4800円~352万6200円。
今回の商品改良では、マツダの国内向けSUV最上位モデルである新型『CX-8』にも搭載している進化したクリーンディーゼルエンジンに加え、新技術を採用したガソリンエンジンを搭載するなど、進化した最新のSKYACTIVエンジンを全面展開する。
噴霧を改善するため、新ノズル付き拡散インジェクターを採用。理想的な高拡散噴霧により燃料がシリンダー壁面に付着する前に確実に気化することで効率的で無駄の少ない燃焼を実現した。また、より正確な燃料噴射制御が行える新PCM(Powertrain Control Module)を採用することで、排出ガス中の粒子状物質(PM)を低減し、さらに優れた環境性能も獲得した。
「SKYACTIV-G 2.5」には「気筒休止」を採用。高速道路やバイパスでの走行等、一定速度での巡航時などエンジン負荷が低い場合に、4気筒のうち2気筒を休止させることで、意図通りの走りを実現しつつ、必要以上の燃焼を抑えて、軽負荷領域の実用燃費の向上に貢献する。
クリーンディーゼルエンジン「SKYACTIV-D 2.2」は、少量の燃料を多段かつ高圧で微細噴霧化して噴射することで静粛性と燃焼効率、高い環境性能を両立する「急速多段燃焼」を採用。「段付きエッグシェイプピストン」、「超高応答マルチホールピエゾインジェクター」、「可変ジオメトリーターボチャージャー」などの新技術により、最高出力を従来の129kWから140kWに、最大トルクを420N・mから450N・mに向上させるとともに、優れた燃費性能を実現した。
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安全性能に関しては、最新の「360°ビュー・モニター」をメーカーセットオプションで設定。車両の前後左右にある4つのカメラ映像をさまざまな走行状況に応じて切り替えてセンターディスプレイに表示することで、死角や障害物との距離を目視で確認できるようになり、いち早い危険認知をサポートする。
パワーリフトゲートのメーカーセットオプション設定グレードを拡大し、「20S PROACTIVE」、「25S PROACTIVE」に適用。車速感応式オートドアロック(衝撃感知ドアロック解除システム付)を全グレードに標準装備した。
マツダコネクトの機能に関しては、CX-8、デミオに搭載済みの自車位置演算ユニットを全グレードに搭載。さまざまな時間や場所において安定した高精度測位が行なえるため、従来のGPS衛星のみでは難しかった高層ビルの多い場所や高速道路の高架下などでの自車位置測位と表示がより正確になった。
関連情報
http://www.mazda.co.jp/
構成/編集部
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売れまくりマツダCX-5 全エンジン進化!! 安全装備&トルク&馬力アップ!!
2018.02.13 / 新型車紹介
ベストカーWeb編集長 T
売れまくりマツダCX-5 全エンジン進化!! 安全装備&トルク&馬力アップ!!
■商品力をアップしてさらなる拡販を狙う!
2018年2月8日、マツダはCX-5の商品改良(小変更)を実施して、3月8日より新型を発売すると発表した。
今回の変更では外観デザインには手を入れていないものの、2Lガソリン、2.5Lガソリン、2.2Lディーゼルと、ラインアップにある3つのエンジンをいずれも改良。
360°ビューモニターのセットオプション設定や車速感応式オートドアロックを全グレード標準装備化するなど、安全性や利便性も向上させた。
CX-5といえばちょうど1年前、2017年2月に現行型がデビューして以来、販売台数を好調に伸ばしており、増産体制を見直してからは月販2000〜3000台を売り上げている。デミオに続くマツダの販売の柱となりつつある。
今回の変更でさらなる拡販を狙う。
以下、マツダの公式リースより変更点を引用。
●進化したエンジン
【新技術採用により日常域での扱いやすさと実用燃費向上に貢献するガソリンエンジン「SKYACTIV-G 2.0」「SKYACTIV-G 2.5」】
・耐ノック性を向上させるため、ピストンのエッジカット形状の変更や排気ポート形状の見直しを実施。高負荷状態での実用燃費やトルクの改善に貢献。
・ピストンスカート部の形状を最適化した「低抵抗ピストン」を採用することで機械抵抗を低減。実用燃費の改善と静粛性の向上に貢献。
・冷却水の流量を適切に制御することでシリンダーからの熱逃げを削減。冬季を中心に暖気性が向上し、お客さまが日常使用されるシーンにおける実用燃費の改善に貢献。
・噴霧を改善するため、新ノズル付き拡散インジェクターを採用。理想的な高拡散噴霧により燃料がシリンダー壁面に付着する前に確実に気化することで効率的で無駄の少ない燃焼を実現。また、より正確な燃料噴射制御が行える新PCM(Powertrain Control Module)を採用することで、排出ガス中の粒子状物質(PM)を低減し、さらに優れた環境性能も実現。
・「SKYACTIV-G 2.5」には「気筒休止」を採用。高速道路やバイパスでの走行等、一定速度での巡航時などエンジン負荷が低い場合に、4気筒のうち2気筒を休止させることで、意図通りの走りを実現しつつ、必要以上の燃焼を抑え、軽負荷領域の実用燃費の向上に貢献。
【静粛性や環境性能だけでなく、最大トルクを450Nmに高めるなど、走行性能も向上したクリーンディーゼルエンジン「SKYACTIV-D 2.2」】
・少量の燃料を多段かつ高圧で微細噴霧化して噴射することで静粛性と燃焼効率、高い環境性能を両立する「急速多段燃焼」を採用。「段付きエッグシェイプピストン」、「超高応答マルチホールピエゾインジェクター」、「可変ジオメトリーターボチャージャー」などの新技術により、最高出力を従来の129kWから140kWに、最大トルクを420Nmから450Nmに向上させるとともに、優れた燃費性能を実現。
●高い安全性能と利便性の向上
・最新の「360°ビュー・モニター」をメーカーセットオプションで設定*1。車両の前後左右にある4つのカメラ映像をさまざまな走行状況に応じて切り替えてセンターディスプレイに表示することで、死角や障害物との距離を目視で確認できるようになり、いち早い危険認知をサポート。
・パワーリフトゲートのメーカーセットオプション設定グレードを拡大し、「20S PROACTIVE」、「25S PROACTIVE」に適用。
車速感応式オートドアロック(衝撃感知ドアロック解除システム付)を全グレードに標準装備。
・「マツダ・レーダー・クルーズ・コントロール(MRCC)」の操作性を向上させるため、スイッチ表示を変更するとともに、モード切替時のビープ音を追加。
●インテリアの質感の向上
・フロントドア/リアドアのパワーウインドーに「自動反転機構およびワンタッチ&タイマー付」を採用。
・フロントドア/リアドアのパワーウインドースイッチにイルミネーションを追加。
●マツダコネクトの機能進化
・CX-8、デミオに搭載済みの自車位置演算ユニットを全グレードに搭載。さまざまな時間や場所において安定した高精度測位が行えるため、従来のGPS衛星のみでは難しかった高層ビルの多い場所や高速道路の高架下などでの自車位置測位と表示がより正確化。
【マツダCX-5主要グレード価格】
20S PROACTIVE 268万9200円
25S L Package 321万3000円
XD L Package(2WD) 329万9400円
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