ハイブリッド VS. ディーゼル
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マツダ車が好きな人は必ずこの問いを自分に投げ掛けるかも知れない。
例えば:
<加速性能>
ディーゼルの加速性能を体験した人は流行りのハイブリッドを試乗しても満足度は半分に留まる。
電気モーターの加速性能は従来車から見れば特筆レベルでもディーゼルターボには全く及ばない。速度が上がると(高速道路で試乗しないと無理だけど)、ますます差が広がる。
<燃費性能>
燃費性能によるメリット以上に本体価格の違いが大き過ぎるから、走行距離が少ないとコストメリットも得ることが出来ない。
数字が得意な人なら、簡単に自分走行距離なら価格差はどのレベルまでか計算できるだろう。
サービスマネジャーの大竹康太郎さんによれば、半年2千キロ程度では、燃費差で価格差をカバーするのはとても無理。論外レベルらしい。現時点では」コスト的にハイブリッドは見合わないらしい。
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このような考え方で良いかどうか?
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世間の「私は地球環境の事を大事に考えています」って当たり前すぎて何も出てこない。加えて、ディーゼルだって環境への負荷は相当軽減できている筈。サービスマネジャーの言うことの方がはるかに合理的だ。
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予算が無ければ無理してハイブリッドに乗るのも変な話だ。個人の問題でなく、メーカーの努力不足?、もっとコスト差を少なくして欲しい。
トランプ関税はその辺のギャップを埋めるためには有効かもしれない。メーカーは大変だけど。
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マツダの今最大の問題は、良いハイブリッドを持っているのか、リーズナブルに提供できるのかどうか、ではないだろうか。
大竹さんに頼んだCX-5のカタログはまだ届かない。やはりサービスの人はサービスの人。営業とは違うということかな。人当たりも上出来の素晴らしい人物だけど、スパンの制約はあるのだろう。杓子定規でないところは人のマツダの一面と思えば愉快でもある。
カタログで知りたかったあことはサイズの変更に加えて幾つかあるけど、ネットで調べても良いかな。
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CX-5 ハイブリッド
勝手に想像すると、トヨタ提供のストロングハイブリッド又は独自のディーゼルハイブリッド、願わくば夢のロータリーハイブリッドを順次リリース。CX-5次期モデルはハイブリッドを搭載して早ければ年内リリース?。
トヨタ頼みなら、この辺の事情はスバルに似ている。
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トヨタは頑張ってリードしてきた。価格差も、多分、相当縮まった筈。
今、圧倒的にハイブリッド人気になっているということは、転換点を迎えていると考えて良さそうだ。
次の転換点はオール電気に違いない、それは相当先になるだろう。
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|カタログが届かない
幾つか試乗したからか、他社からはカタログが届く。
肝心のマツダからは何も届かない。
マツダの利用者アンケートは」新車購入直後だけ。
米国の長く乗れる車にはランクインしてこない。
デザインも名前もそそくさ変えてしまう。と言うか、似たようなデザインで、似たような名前で、似たようなイメージカラー。車への愛着をそぎ落とすやり方は呆れるしかない。
マツダは、カスタマービジネス、サポートビジネス、リピータービジネスを全く理解していないのだろうと改めて思う。
メーカーは新しい技術にチャレンジしているが、見方によって食べ散らかしているだけ。
人のマツダが辛うじてメーカーを支えて来た。
「人のマツダ」
北米ラストベルト宜しく疲れが出始めていないか?。
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