本格的出荷が始まったマツダCX-5新型も出足は好調のようだ。キープコンセプト(?)の成功か。
もともと素材のいいCX-5のリファインモデルだから保守的な考え方をする人にも受け入れられたのかもしれない。マツダファンだけど初期モデルに飽きてきた人・不満を持つ人の乗り換え需要なのか。
このサイズ感の市場で競合環境は変化が起きていない。スバルはCVTの欠点を補えていないし、トヨタ(ハリアー)は価格性能が低い。何年もこの状況は変わっていない。CX-5のトルクフルなレスポンスは他社では得られない特筆ものだ。
問題はマツコネ。しかしながら、幸か不幸か、標準装備のカーナビはマツコネが初めてという人には問題は見えてこないだろう。
*
本当のコネクティッドカーの時代が迫っている。これからの車選びは「自動化」のレベルが判断基準になるのは間違いのないところ。運転しない時代に車に求められるものは、今のCX-5の強みの対極にあるものだ。タクシーに乗って加速性能を問題にする人は殆どいないだろうから。
/
https://www.nikkan.co.jp/articles/view/00420030
マツダの新型「CX―5」、絶好調−目標の7倍、1万6639台受注
(2017/3/8 05:00)
マツダは7日、新型スポーツ多目的車「CX―5=写真」の5日時点の累計受注台数が、1万6639台になったと発表した。同車は2月2日に発売。月間販売計画台数を2400台に設定しており、その約7倍を達成した。
商品性の高さのほか、下取り価格を高い状態で保てる売り方に取り組んだことが奏功した。「マツダの考え方に共感していただいた」(高場武一郎国内営業本部ブランド推進部主幹)と分析する。
受注構成比をグレード別に見ると、安全装備や技術を充実させたグレードが受注全体の95%を占めた。商品性の高さを顧客が認めた格好だ。
2012年の初代「CX―5」発売と同時に、マツダは値引きに頼らず、商品価値を訴求する販売手法に着手。下取り価格が以前より高く保てるようになった。新CX―5の下取り車比率を見ると、マツダ車が全体の66%と、初代より15ポイント向上。初代から乗り換えたユーザーも4割近くを占め、高場主幹は「下取り価格が高いうちに乗り換えたほうが得だと認識してもらえるようになった」とした。
(2017/3/8 05:00)
/
http://www.itmedia.co.jp/business/articles/1703/07/news116.html
最上位グレードが5割:
マツダ「CX-5」が好調 発売1カ月で1万6639台受注
マツダの新型「CX-5」が好調に受注を伸ばしている。
[ITmedia]
マツダは3月7日、主力のスポーツタイプ多目的車(SUV)「CX-5」新型について、発売から約1カ月の5日時点で累計受注が1万6639台になったと発表した。月間販売計画の2400台を大きく上回り、好調という。
photo
新型「CX-5」
グレード別では、最上級グレードの「L Package」が49%、「アダプティブ・LED・ヘッドライト」や「アクティブ・ドライビング・ディスプレイ」などを充実させた「PROACTIVE」が46%と、先進安全技術「i-ACTIVSENSE」を充実させたグレードが全体の95%を占めている。
photo
新型「CX-5」のインテリア
下取り車はSUVの46%に次いでミニバンが20%と多く、ファミリー層からも選ばれているという。初代CX-5の下取りも39%と、初代オーナーからの支持も得ている。年代は30~40代を中心に、20代から60代まで幅広く、ツーリングから日常の足と、使い方もさまざまという。
購入者からは「滑らかでとても走りやすく、もっといろいろな道を走りたいと思わせる」「静粛性が秀逸」「デザインが魅力的で品質の高さも感じられる」──といった声が寄せられ、新型の走りやデザイン、質感、安全性能などが評価を得ているという。
Copyright© 2017 ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
/